ルネオバの なんだかねぇ・・
山歩きの簡単レポなど・・・
信濃川源流を遡る 甲武信ヶ岳レポかな? 2014年6月15日
2014/06/26
Thu. 11:47
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・
一度アップ後手直し、再度アップした途端・・・
消えてしまいました・・・
翌日気を取り直し、またしこしこと作り直し。
で、アップ!・・・したのですが・・・・・・・
またしても、消えている・・
止めた止めた!
決して断じて、ヒマなわけではないのに?こ~んなことに貴重な時間を費やして、
いったい私は何をやってるの・・・
と、いったん放棄したものの、
翌日また気を取り直し昨日やっとアップ!
ところがところが、
賢明な皆さんはもうオチを察していらっしゃると思いますが・・・
え?誰でも分かる? (>Д<)
手直しして再度アップした途端、
やっぱり、全て、全部、何もかも(しつこい) 消えてしまったのです・・
・・・・・
なんてことで、今はもう精も根も尽き果て、抜け殻状態なのですが・・・
NHKオンラインの『にっぽん百名山』を覗いてみると、
あ~全部きれいに纏めてくれてるやん!
実は、登山当日、山頂に到着すると男女三人がテレビ撮影の準備らしきことをしていまして、
「何やってるんですか?」
と、無邪気に訊けない控えめなワタクシ。
あれ?この女性、どこかでみたことある!
もしや?もしや?
結局、これ、いつも楽しみに観ているNHKBS『にっぽん百名山』の撮影だったんです。
トップの画像はその撮影風景。
見覚えのある女性は、『グレートサミッツ』でマッターホルンとか登っていた例の女性ディレクターでした。
10分ほどして若い女性二人と登ってきた男性がガイドさんで、すぐに撮影が始まりました。
ガイドさんと同行の女性に訊いて、やっとそのことを知った次第。
▲撮影準備中
ずっと撮影の様子を見ていたのですが(ヒマ?)
ガイドさんの語る甲武信ヶ岳の魅力に、大きく共感しました。
私のしょーもないレポなんか、もう必要ないかと・・
是非、是非、ご覧くださいね!
・・・・・
にっぽん百名山「甲武信ヶ岳」
甲州(山梨)武蔵(埼玉)信州(長野)の境にたつことから名づけられた甲武信ヶ岳(2475m)、日本最長の信濃川の源流を目指す。奥秩父の名花アズマシャクナゲは必見。
甲州(山梨)武蔵(埼玉)信州(長野)の境にたつことから名づけられた甲武信ヶ岳(2475m)、日本最長の信濃川などの源流の山として知られる。今回は信濃川の源流をめざして歩く。新緑に包まれた渓流沿いを歩き、こけむした森をぬけ、信濃川の最初の一滴と出会う。頂上は日本アルプスや富士山を見渡す大展望、下山で通る峠では鮮やかなピンクのアズマシャクナゲの大群落に出会う。奥秩父の重鎮の懐深く巡る潤いに満ちた山旅。
さすがNHK!
うまいこと纏めてはるわ~! (⌒▽⌒)/
BS百名山、是非、ご覧くださいね!
もちろん私は出ていませんけど・・・当たり前!(; ̄_ ̄)=3
6月 30日 月
NHKBSプレミアム
午後7時30分~午後8時00分
■行き先■ (奥秩父)甲武信ヶ岳:2475m
■山行日■ 2014年6月15日(日) 快晴 夫婦で
■コース■ 毛木平からピストン
毛木平5:15――ナメ滝6:50――水源地8:05――国師岳分岐8:30――8:50山頂9:20――9:45甲武信小屋9:55――山頂10:20――10:55水源地(昼食)11:15――毛木平13:45
登山口は、長野県川上村の毛木平(もうきだいら)です。
流れに沿って道は続く
登山口からしばらくシロバナノヘビイチゴ?の群落
源流までは遊歩道、6キロ。
いよいよ登山道か・・と思うと、またしても広い道に。
いつまでもいつまでも緩やかな流れ。
その流れに沿って道は続く。
1時間半ほどでナメ滝。
一枚岩の上を白い飛沫を上げながら流れ下る清流。
そして、尚も流れに沿って緩やかに道は続く。
苔むした深い森を縫って流れる。
右岸に渡った辺りから登山道らしくなる。
何時間も流れを遡り、まだこんな穏やかな流れが続いているなんて、驚きだった。
もうその先が水源池。
登山口から3時間、6キロの距離。
なのに、まだこんなに穏やかな谷。
シラビソの森の中に小広い広場。
千曲川信濃川水源地標が立つ。
水源池からまだ上に続く流れ。
あれ?最初の一滴じゃないの?
と、少し拍子抜けしかけたけれど、コップが置いてある樹の下を覗いてみると・・・
岩の下から、こんこんと清水が湧き出ていた。
冷たく美味しい水だった。
稜線(国師ヶ岳への縦走路)先からの富士山。
すぐ上が山頂。
左:国師ヶ岳 右:金峰山
奥に南アルプス。
八ヶ岳。
もちろん富士山。
撮影を見終えて、迷いながらも
周回すべく十文字峠へ歩きかけるが、すぐ先で膝に違和感を覚え引き返す。
まだ9時過ぎと時間もあるので山頂直下の甲武信小屋を覗きに行く。
木に囲まれて甲武信小屋。
すぐ前にテン場。
展望はないけれど、気持ちよさそうな所だ。
また山頂までヒーヒー言いながら20分ほど登り返し、
往路と同じ源流沿いの道をひきかえしたのでした。

水源池にて昼食。
え?昨日と同~んなじですが、何か? ( ̄~ ̄;)
落葉松林と蕗。
駐車場手前のベニバナイチヤクソウの大群落。
すごかった!
川上村から午後の光の中に八ヶ岳。
野辺山辺りから見るよりずっと大きく高く聳えていた。
一度アップ後手直し、再度アップした途端・・・
消えてしまいました・・・
翌日気を取り直し、またしこしこと作り直し。
で、アップ!・・・したのですが・・・・・・・
またしても、消えている・・
止めた止めた!
決して断じて、ヒマなわけではないのに?こ~んなことに貴重な時間を費やして、
いったい私は何をやってるの・・・
と、いったん放棄したものの、
翌日また気を取り直し昨日やっとアップ!
ところがところが、
賢明な皆さんはもうオチを察していらっしゃると思いますが・・・
え?誰でも分かる? (>Д<)
手直しして再度アップした途端、
やっぱり、全て、全部、何もかも(しつこい) 消えてしまったのです・・
・・・・・
なんてことで、今はもう精も根も尽き果て、抜け殻状態なのですが・・・
NHKオンラインの『にっぽん百名山』を覗いてみると、
あ~全部きれいに纏めてくれてるやん!
実は、登山当日、山頂に到着すると男女三人がテレビ撮影の準備らしきことをしていまして、
「何やってるんですか?」
と、無邪気に訊けない控えめなワタクシ。
あれ?この女性、どこかでみたことある!
もしや?もしや?
結局、これ、いつも楽しみに観ているNHKBS『にっぽん百名山』の撮影だったんです。
トップの画像はその撮影風景。
見覚えのある女性は、『グレートサミッツ』でマッターホルンとか登っていた例の女性ディレクターでした。
10分ほどして若い女性二人と登ってきた男性がガイドさんで、すぐに撮影が始まりました。
ガイドさんと同行の女性に訊いて、やっとそのことを知った次第。

▲撮影準備中
ずっと撮影の様子を見ていたのですが(ヒマ?)
ガイドさんの語る甲武信ヶ岳の魅力に、大きく共感しました。
私のしょーもないレポなんか、もう必要ないかと・・
是非、是非、ご覧くださいね!
・・・・・
にっぽん百名山「甲武信ヶ岳」
甲州(山梨)武蔵(埼玉)信州(長野)の境にたつことから名づけられた甲武信ヶ岳(2475m)、日本最長の信濃川の源流を目指す。奥秩父の名花アズマシャクナゲは必見。
甲州(山梨)武蔵(埼玉)信州(長野)の境にたつことから名づけられた甲武信ヶ岳(2475m)、日本最長の信濃川などの源流の山として知られる。今回は信濃川の源流をめざして歩く。新緑に包まれた渓流沿いを歩き、こけむした森をぬけ、信濃川の最初の一滴と出会う。頂上は日本アルプスや富士山を見渡す大展望、下山で通る峠では鮮やかなピンクのアズマシャクナゲの大群落に出会う。奥秩父の重鎮の懐深く巡る潤いに満ちた山旅。
さすがNHK!
うまいこと纏めてはるわ~! (⌒▽⌒)/
BS百名山、是非、ご覧くださいね!
もちろん私は出ていませんけど・・・当たり前!(; ̄_ ̄)=3
6月 30日 月
NHKBSプレミアム
午後7時30分~午後8時00分
■行き先■ (奥秩父)甲武信ヶ岳:2475m
■山行日■ 2014年6月15日(日) 快晴 夫婦で
■コース■ 毛木平からピストン
毛木平5:15――ナメ滝6:50――水源地8:05――国師岳分岐8:30――8:50山頂9:20――9:45甲武信小屋9:55――山頂10:20――10:55水源地(昼食)11:15――毛木平13:45
登山口は、長野県川上村の毛木平(もうきだいら)です。

流れに沿って道は続く

登山口からしばらくシロバナノヘビイチゴ?の群落

源流までは遊歩道、6キロ。
いよいよ登山道か・・と思うと、またしても広い道に。

いつまでもいつまでも緩やかな流れ。
その流れに沿って道は続く。

1時間半ほどでナメ滝。
一枚岩の上を白い飛沫を上げながら流れ下る清流。
そして、尚も流れに沿って緩やかに道は続く。

苔むした深い森を縫って流れる。

右岸に渡った辺りから登山道らしくなる。

何時間も流れを遡り、まだこんな穏やかな流れが続いているなんて、驚きだった。


もうその先が水源池。
登山口から3時間、6キロの距離。
なのに、まだこんなに穏やかな谷。

シラビソの森の中に小広い広場。
千曲川信濃川水源地標が立つ。

水源池からまだ上に続く流れ。
あれ?最初の一滴じゃないの?
と、少し拍子抜けしかけたけれど、コップが置いてある樹の下を覗いてみると・・・

岩の下から、こんこんと清水が湧き出ていた。
冷たく美味しい水だった。

稜線(国師ヶ岳への縦走路)先からの富士山。

すぐ上が山頂。


左:国師ヶ岳 右:金峰山
奥に南アルプス。

八ヶ岳。

もちろん富士山。
撮影を見終えて、迷いながらも
周回すべく十文字峠へ歩きかけるが、すぐ先で膝に違和感を覚え引き返す。
まだ9時過ぎと時間もあるので山頂直下の甲武信小屋を覗きに行く。

木に囲まれて甲武信小屋。
すぐ前にテン場。
展望はないけれど、気持ちよさそうな所だ。

また山頂までヒーヒー言いながら20分ほど登り返し、
往路と同じ源流沿いの道をひきかえしたのでした。

水源池にて昼食。
え?昨日と同~んなじですが、何か? ( ̄~ ̄;)


落葉松林と蕗。

駐車場手前のベニバナイチヤクソウの大群落。
すごかった!

川上村から午後の光の中に八ヶ岳。
野辺山辺りから見るよりずっと大きく高く聳えていた。

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Category: 奥秩父 -
一日で二度美味しい! 金峰山・国師岳・北奥千丈岳 2013年6月23日
2013/07/03
Wed. 13:36

▲山頂の五丈石 右に南ア
さて、秩父二日目の金峰山(きんぷさん)です。
信州側では 『きんぽうさん』
『きんぷさん』は甲州側の呼び名らしいですね。
前回の記事でもちょっと触れましたが、古くから修験道の山として登られており、
大峰の山上ヶ岳(金峰山)から蔵王権現を 分祀 したことからこの山名が付いたとか。
さてさてコースはいろいろあるみたいですが、
一番お手軽な、長野・山梨県境の大弛峠(おおだるみとうげ)からのピストンです(^з^)~♪
-- 続きを読む --
・
この峠、標高が2365m。
シラビソの稜線をだらだらと行くこと2時間半で山頂という何とも嬉しいコース。
前日の瑞牆山途中の富士見平小屋からの縦走もなかなか面白いらしいですが、
何といっても、こちらの方が断然楽ちん!ヽ(^Д^*)/
・・というだけじゃなくて、
実は、もう一つ美味しい話があるのです。
大弛峠から東にちょこちょこっと1時間も登れば、
何と秩父の最高峰、北奥千丈岳に行けるのです。
って、言っても、今回初めてこの山の名前を知ったんですけどね (^^ゞ
ま、ね、北の?、奥の?、千丈岳?
これって、完全に脇役やん?・・みたいな名前の山ですが・・
ま、とにかく初秩父で最高峰ってのが、ちょっと嬉しかったりします!ъ(^ー^)
■行き先■ (秩父山塊)金峰山:2599m・北奥千丈岳(2601m) 国司ヶ岳(2592m)
■山行日■ 2013年6月23日(日)晴れ時々曇り
■コース■ 大弛峠からピストン
大弛峠5:35==朝日峠6:00==朝日岳6:30~6:40==金峰山山頂7:25~8:00==大弛峠9:45~10:00==前国師岳10:30==国師岳10:40~10:45==北奥千丈岳10:55~11:30==大弛峠12:00
大弛峠への林道 川上牧丘線、山梨から信州へ通じてはいますが、
信州側からはとんでもない悪路で上がれません!
Google地図やカーナビで検索すると信州側の川上村からのルートが出てきますから要注意です。
(こんなこと、地元の方や関東方面に住んでいる方は皆ご存じなのかもしれないけれど、なんせ、初めての秩父で、ナビに従っていたら登山口までも辿り着けなかったかと・・。
・・・
前日、須玉ICから中央道へ。
勝沼ICまでの高速代をケチって、甲府昭和で下りR140から琴川ダムを経て林道 川上牧丘線へ。
「途中小さな落石もありましたから、雨量によっては通行止めもあります」
前日、大弛小屋に問い合わせると、そんな返事。
大峰の釈迦の林道ほどひどくはないと思うけど、
トンネル西口までくらいの覚悟しといたほうがええと思うねんけど・・。
そんなことを言いながら上って行ったのですが、この林道、確かに道幅は狭いものの拍子抜けするくらい整備された快適な道でした。
夜7時過ぎ大弛峠到着。
整備された駐車場に5台ほどの車。
駐車場の端にはトイレもあり。
・・・
一晩中雨が降っていたようなんですが、朝起きると止んでいました。
雲の切れ間から青空も覗いています。
やはり、駐車場は満車。
(下山時には、道路の数百メートル下まで路駐の列でした)

5:35 大弛峠出発
シラビソの林の中、最初はちょっとした階段状だったのが、
すぐに緩やかなほとんど起伏のない道に。

小さな子どもを連れた家族もたくさん見かけました。
↓こんな快適なハイキングコースですからね。

木々の切れ目から、富士山も覗いています。

30分弱で朝日峠に。(6:00)

しっとりと潤ったシラビソの森。
昨夜からの雨で、苔も生き生きとしています。

峠から20分ほどで展望の開けた岩頭に。
大ナギです。
左前方には雲の上に南アルプスが連なっています。

↓ちょっとアップで。

北岳、やはりカッコいいですね!
残雪で間ノ岳のカールがはっきりわかります。
左端は荒川三山辺り?赤石辺り?でしょうか??
もちろん、富士山も!

今日世界遺産が決まるらしいですが、
そんな記念すべき日にその山を眺める場所にいるのも嬉しいような気がします。
ちなみに、ルネオバ、富士山は未踏です (^^ゞ
この数年、一度は登っておいてもいいかな?なんて思うようになりましたが、
世界遺産に認定なんてされたら、もはやその機会は失われてしまったような?
振り返ると、大弛峠を挟んで東に国師岳と北奥千丈岳

今日はこの後、あの山頂も踏むつもりですよ~
あ、でも、相方は、峠に戻った時の体調次第!なんて言うもので、
(あんたは行かんでも)私は絶対登るで!!
と宣言しておきました ( ̄~ ̄*)
その左、ずっと遠くに百名山の一つ甲武信ケ岳(こぶし)2468,6mです。
この画像は、帰路撮影したもの。
行きはまだ雲がかかっていたような?

で、大ナギのすぐ先、10分ほどで朝日岳山頂。
6:30~6:40 朝日岳(2579m)
すぐ向こうに 左:鉄山 右が金峰山山頂です。

金峰山、どこから見ても山頂の五丈石がツンと飛び出しているのですが、
この画像ではちょっとガスで隠れています。
あ、気温は7度くらい?快適です。

ちなみに、この時期の2000メートルちょっとの山って虫に悩まされるのでは?
と、防虫スプレーやら虫除けネットやら準備万端で臨んだのですが、
昨日の瑞牆山もこちらもほとんど虫に気を遣うことはありませんでした。
朝日岳からは高度差100メートル弱、ガンガンとガレの下りです。
このコース唯一のちょっと気を遣うところです。
朝日岳西のコルを過ぎ、林の中に鉄山への分岐が見え・・

直進すると鉄山のピークを踏むのですが、展望もなさそうなので右側の巻き道を行きます。
コルからほんの15分ほど、
シラビソの林がハイマツとシャクナゲに変わり、程なく広い稜線に飛び出しました。

360度の展望!
向こう(西)に八ヶ岳。今日はすっきり姿を見せていますヽ(^Д^*)/
すぐ下の岩山は昨日の瑞牆山です。

右(北)は晴れていれば浅間山や四阿山など望めるのでしょうけれど雲の中。

麓に白く光って見えるのは、信州側の大弛峠への入り口付近の水田です。
中腹に荒々しい奇岩が林立しています。
廻目平(まわりめだいら)の岩峰群、クライミングのゲレンデらしいです。
昔はあそこも行場だったのでしょうか?
ちょっとアップで。

山頂は左向こう。
岩から岩へ飛び移りながら10分ほど行くと・・

7:25 金峰山山頂です。
何と登山口から1時間50分でやってきました。お手軽過ぎる・・ (;´_`)

後は八ヶ岳。
三角点のすぐ先の五丈石と富士見平小屋へと続く稜線。
その後ろの南アは雲が湧いてきています。

まるでアルプスのような稜線です。

瑞牆山は標高2230でしたから、こちらとの標高差は470メートル程。
それだけ違うと、あんなに下に見えるんですね

五丈石、今日はまだ誰も登っていないようなので、
もちろん、挑戦します!なんせ、いちびりで、欲どしいですから・・ p( ̄^ ̄)q

もちろん、途中敗退でした。
もう一段、登れそうだったのですが、下りることを考えるとやめておいた方が賢明。

8:00 山頂で40分近く時を過ごし引き返しました。
ここも、次から次へ登山者の登ってくること、昨日以上でした!
9:45大弛峠
駐車場は車でびっしり。
信州側の未舗装の林道の路肩にも、甲州側の路肩にも数珠繋ぎでした。
・・・・
だらだらと長くなりました。
お付き合い下さっているあなたもお疲れでしょう!
それ以上にワタクシも疲れておりますが・・。
え?自分の勝手やろーー!!・・って?・・・・でした・・ ( ̄~ ̄;)
ま、そんなで、大弛峠に戻り、仕切り直し。
国師岳と北奥千丈ケ岳に登ってきましたよ!
相方も、しぶしぶ?かどうか分かりませんが、行くようです。

▲大弛小屋 駐車場に隣接、テント場も側
国師岳まで昭文社の山と高原地図のコースタイムは1時間。

小屋の前のこの標識では、国師岳も北奥千丈岳も40分になっていました。
で、ずっと、↓こんな階段が続きます。全体の90パーセントぐらい?

途中お会いした方に聞いたのですが、この国師岳、皇太子も登っているとか。
で、そのためにこんな風に登山道も林道も整備したそうなんですが、
こんな階段を登って何が面白いのでしょう?
果たして登られたご本人も、そんなことを望んでいるのでしょうか?・・なんて・・
前国師岳の手前200メートルくらいだけやっと登山道。

こっちの方が、ずっと面白いやんなぁ
ま、ちょっとだけ、最後だけ面白さを残しといたろか・・なんて、配慮やで・・
などなど言いながら、25分で前国師岳。

すぐ向こう、同じ高さぐらいに国師岳と北奥千丈岳が見えます。
で、平坦な道を10分余り、途中北奥千丈岳への分岐を分け、
国師岳山頂。(10:40~10:45)

すぐそこに北奥千丈岳。

分岐まで走るように戻り、7,8分で秩父最高峰、北奥千丈岳!!(10:55)

山ガール、山ボーイたちが、キャッキャッ言いながら写真撮影をしていました。
残念ながら雲が湧いて、遠望はいまいちだけど気持ちの良い山頂。
金峰山があんなに遠い。峠はすぐ下。

のんびり金峰山を眺めながら昼食後、山頂を後にしました。(11:30)

下山途中、相方と別れ『夢の庭園』とやらを回ります。
しっとりと苔むした庭園かと思ったら、

こんな所でした。すぐ下に峠の駐車場が見えます。

12:00 大弛峠下山
朝、車を動かして駐車スペースを空けたお礼にと頂いたコーヒーで乾杯!


勝沼IC近くの『天空の湯』で汗を流し高速に。
恵那山トンネル昼夜連続工事で対面通行の渋滞にひっかかり自宅に帰り着いたのが夜11時半でした。
あ~、そっち方面、もうちょっと、近ければなぁ・・ (T~T)
・・・
古くから修験道の山として登られている金峰山。
余りにもお手軽なコースで登ってしまって、
ちょっと思い描いていたイメージとは違ってしまったけど、
きっと、もっと深く分け入ればまた違った修行の山としての荒々しさが見えてくるんだろうな・・。
初めての秩父、両山ともなかなか面白かった。
今、地図を広げてみるとこの秩父、八ヶ岳よりずっと山域も広く奥深い。
また機会があればでかけてみたいと思っている。
出来れば山腹の落葉松林が黄金色に輝く秋に・・。
この峠、標高が2365m。
シラビソの稜線をだらだらと行くこと2時間半で山頂という何とも嬉しいコース。
前日の瑞牆山途中の富士見平小屋からの縦走もなかなか面白いらしいですが、
何といっても、こちらの方が断然楽ちん!ヽ(^Д^*)/
・・というだけじゃなくて、
実は、もう一つ美味しい話があるのです。
大弛峠から東にちょこちょこっと1時間も登れば、
何と秩父の最高峰、北奥千丈岳に行けるのです。
って、言っても、今回初めてこの山の名前を知ったんですけどね (^^ゞ
ま、ね、北の?、奥の?、千丈岳?
これって、完全に脇役やん?・・みたいな名前の山ですが・・
ま、とにかく初秩父で最高峰ってのが、ちょっと嬉しかったりします!ъ(^ー^)
■行き先■ (秩父山塊)金峰山:2599m・北奥千丈岳(2601m) 国司ヶ岳(2592m)
■山行日■ 2013年6月23日(日)晴れ時々曇り
■コース■ 大弛峠からピストン
大弛峠5:35==朝日峠6:00==朝日岳6:30~6:40==金峰山山頂7:25~8:00==大弛峠9:45~10:00==前国師岳10:30==国師岳10:40~10:45==北奥千丈岳10:55~11:30==大弛峠12:00
大弛峠への林道 川上牧丘線、山梨から信州へ通じてはいますが、
信州側からはとんでもない悪路で上がれません!
Google地図やカーナビで検索すると信州側の川上村からのルートが出てきますから要注意です。
(こんなこと、地元の方や関東方面に住んでいる方は皆ご存じなのかもしれないけれど、なんせ、初めての秩父で、ナビに従っていたら登山口までも辿り着けなかったかと・・。
・・・
前日、須玉ICから中央道へ。
勝沼ICまでの高速代をケチって、甲府昭和で下りR140から琴川ダムを経て林道 川上牧丘線へ。
「途中小さな落石もありましたから、雨量によっては通行止めもあります」
前日、大弛小屋に問い合わせると、そんな返事。
大峰の釈迦の林道ほどひどくはないと思うけど、
トンネル西口までくらいの覚悟しといたほうがええと思うねんけど・・。
そんなことを言いながら上って行ったのですが、この林道、確かに道幅は狭いものの拍子抜けするくらい整備された快適な道でした。
夜7時過ぎ大弛峠到着。
整備された駐車場に5台ほどの車。
駐車場の端にはトイレもあり。
・・・
一晩中雨が降っていたようなんですが、朝起きると止んでいました。
雲の切れ間から青空も覗いています。
やはり、駐車場は満車。
(下山時には、道路の数百メートル下まで路駐の列でした)

5:35 大弛峠出発
シラビソの林の中、最初はちょっとした階段状だったのが、
すぐに緩やかなほとんど起伏のない道に。

小さな子どもを連れた家族もたくさん見かけました。
↓こんな快適なハイキングコースですからね。

木々の切れ目から、富士山も覗いています。

30分弱で朝日峠に。(6:00)

しっとりと潤ったシラビソの森。
昨夜からの雨で、苔も生き生きとしています。

峠から20分ほどで展望の開けた岩頭に。
大ナギです。
左前方には雲の上に南アルプスが連なっています。

↓ちょっとアップで。

北岳、やはりカッコいいですね!
残雪で間ノ岳のカールがはっきりわかります。
左端は荒川三山辺り?赤石辺り?でしょうか??
もちろん、富士山も!

今日世界遺産が決まるらしいですが、
そんな記念すべき日にその山を眺める場所にいるのも嬉しいような気がします。
ちなみに、ルネオバ、富士山は未踏です (^^ゞ
この数年、一度は登っておいてもいいかな?なんて思うようになりましたが、
世界遺産に認定なんてされたら、もはやその機会は失われてしまったような?
振り返ると、大弛峠を挟んで東に国師岳と北奥千丈岳

今日はこの後、あの山頂も踏むつもりですよ~
あ、でも、相方は、峠に戻った時の体調次第!なんて言うもので、
(あんたは行かんでも)私は絶対登るで!!
と宣言しておきました ( ̄~ ̄*)
その左、ずっと遠くに百名山の一つ甲武信ケ岳(こぶし)2468,6mです。
この画像は、帰路撮影したもの。
行きはまだ雲がかかっていたような?

で、大ナギのすぐ先、10分ほどで朝日岳山頂。
6:30~6:40 朝日岳(2579m)
すぐ向こうに 左:鉄山 右が金峰山山頂です。

金峰山、どこから見ても山頂の五丈石がツンと飛び出しているのですが、
この画像ではちょっとガスで隠れています。
あ、気温は7度くらい?快適です。

ちなみに、この時期の2000メートルちょっとの山って虫に悩まされるのでは?
と、防虫スプレーやら虫除けネットやら準備万端で臨んだのですが、
昨日の瑞牆山もこちらもほとんど虫に気を遣うことはありませんでした。
朝日岳からは高度差100メートル弱、ガンガンとガレの下りです。
このコース唯一のちょっと気を遣うところです。
朝日岳西のコルを過ぎ、林の中に鉄山への分岐が見え・・

直進すると鉄山のピークを踏むのですが、展望もなさそうなので右側の巻き道を行きます。
コルからほんの15分ほど、
シラビソの林がハイマツとシャクナゲに変わり、程なく広い稜線に飛び出しました。

360度の展望!
向こう(西)に八ヶ岳。今日はすっきり姿を見せていますヽ(^Д^*)/
すぐ下の岩山は昨日の瑞牆山です。

右(北)は晴れていれば浅間山や四阿山など望めるのでしょうけれど雲の中。

麓に白く光って見えるのは、信州側の大弛峠への入り口付近の水田です。
中腹に荒々しい奇岩が林立しています。
廻目平(まわりめだいら)の岩峰群、クライミングのゲレンデらしいです。
昔はあそこも行場だったのでしょうか?
ちょっとアップで。

山頂は左向こう。
岩から岩へ飛び移りながら10分ほど行くと・・

7:25 金峰山山頂です。
何と登山口から1時間50分でやってきました。お手軽過ぎる・・ (;´_`)

後は八ヶ岳。
三角点のすぐ先の五丈石と富士見平小屋へと続く稜線。
その後ろの南アは雲が湧いてきています。

まるでアルプスのような稜線です。

瑞牆山は標高2230でしたから、こちらとの標高差は470メートル程。
それだけ違うと、あんなに下に見えるんですね

五丈石、今日はまだ誰も登っていないようなので、
もちろん、挑戦します!なんせ、いちびりで、欲どしいですから・・ p( ̄^ ̄)q

もちろん、途中敗退でした。
もう一段、登れそうだったのですが、下りることを考えるとやめておいた方が賢明。

8:00 山頂で40分近く時を過ごし引き返しました。
ここも、次から次へ登山者の登ってくること、昨日以上でした!
9:45大弛峠
駐車場は車でびっしり。
信州側の未舗装の林道の路肩にも、甲州側の路肩にも数珠繋ぎでした。
・・・・
だらだらと長くなりました。
お付き合い下さっているあなたもお疲れでしょう!
それ以上にワタクシも疲れておりますが・・。
え?自分の勝手やろーー!!・・って?・・・・でした・・ ( ̄~ ̄;)
ま、そんなで、大弛峠に戻り、仕切り直し。
国師岳と北奥千丈ケ岳に登ってきましたよ!
相方も、しぶしぶ?かどうか分かりませんが、行くようです。

▲大弛小屋 駐車場に隣接、テント場も側
国師岳まで昭文社の山と高原地図のコースタイムは1時間。

小屋の前のこの標識では、国師岳も北奥千丈岳も40分になっていました。
で、ずっと、↓こんな階段が続きます。全体の90パーセントぐらい?

途中お会いした方に聞いたのですが、この国師岳、皇太子も登っているとか。
で、そのためにこんな風に登山道も林道も整備したそうなんですが、
こんな階段を登って何が面白いのでしょう?
果たして登られたご本人も、そんなことを望んでいるのでしょうか?・・なんて・・
前国師岳の手前200メートルくらいだけやっと登山道。

こっちの方が、ずっと面白いやんなぁ
ま、ちょっとだけ、最後だけ面白さを残しといたろか・・なんて、配慮やで・・
などなど言いながら、25分で前国師岳。

すぐ向こう、同じ高さぐらいに国師岳と北奥千丈岳が見えます。
で、平坦な道を10分余り、途中北奥千丈岳への分岐を分け、
国師岳山頂。(10:40~10:45)

すぐそこに北奥千丈岳。

分岐まで走るように戻り、7,8分で秩父最高峰、北奥千丈岳!!(10:55)

山ガール、山ボーイたちが、キャッキャッ言いながら写真撮影をしていました。
残念ながら雲が湧いて、遠望はいまいちだけど気持ちの良い山頂。
金峰山があんなに遠い。峠はすぐ下。

のんびり金峰山を眺めながら昼食後、山頂を後にしました。(11:30)

下山途中、相方と別れ『夢の庭園』とやらを回ります。
しっとりと苔むした庭園かと思ったら、

こんな所でした。すぐ下に峠の駐車場が見えます。

12:00 大弛峠下山
朝、車を動かして駐車スペースを空けたお礼にと頂いたコーヒーで乾杯!


勝沼IC近くの『天空の湯』で汗を流し高速に。
恵那山トンネル昼夜連続工事で対面通行の渋滞にひっかかり自宅に帰り着いたのが夜11時半でした。
あ~、そっち方面、もうちょっと、近ければなぁ・・ (T~T)
・・・
古くから修験道の山として登られている金峰山。
余りにもお手軽なコースで登ってしまって、
ちょっと思い描いていたイメージとは違ってしまったけど、
きっと、もっと深く分け入ればまた違った修行の山としての荒々しさが見えてくるんだろうな・・。
初めての秩父、両山ともなかなか面白かった。
今、地図を広げてみるとこの秩父、八ヶ岳よりずっと山域も広く奥深い。
また機会があればでかけてみたいと思っている。
出来れば山腹の落葉松林が黄金色に輝く秋に・・。
[edit]
Category: 奥秩父 -
天女舞う(?)岩峰 瑞牆山 2013年6月22日
2013/06/27
Thu. 11:56

▲金峰山からの瑞牆山(翌日撮影)
相方の土日、二日続けての休み。
遠出のチャンス!
が、数日前から台風四号の影響で雨続き。
東への移動はもしかしたら、台風を追っかけることになるかも?
が、上信越方面晴れマークが見え始めた。
よっしゃーー!! (^з^)~♪
で、初の秩父山塊へ。
八ヶ岳のすぐ隣、いつも眺めている山なのに、何だかすっごく遠い山域のような気がして、
今まで足を踏み入れたことがなかった。
-- 続きを読む --
・
・・とすると、やっぱり瑞牆山(みずがきやま)と金峰山(きんぷさん)ですよね。
どちらも、深田百名山に挙げられている。
・・・
ちょっと話は長くなるんですけど、
丁度10年前、数年のブランクを経て山歩きを再開、独りで白馬方面をウロウロした時、
南小谷の駅で、たまたま言葉を交わした方、甲府の方だったんですが、
その方から、金峰山の話を聞いたんです。
何でも、秩父のこの山、大峰と深いつながりがあるとか。
大峰から蔵王権現を分祀し、古くから修験道の山として賑わっているという。
つまり、大峰の子分のような山?
大峰は、ま、言ってみれば全国の修験道の山の 親分 みたいなものだとか。
瑞牆山も修験道の山らしい。
名前は聞いたことがあっても今までほとんど関心のなかったこの山、
途端に何となく身近なものに感じられるようになった。
その1,2年後?『我が道を行く』(休止中)のwolfgangさんが登られ、
あれ?関西からでも(夜に走って)行けるんや~
と、一層身近に感じられるようになった山。
・・・・
で、今回の初秩父となりました。
瑞牆山、金峰山を一日で。
で、後一日は、八ヶ岳のツクモグサを杣添尾根辺りから日帰りで!(* ̄ー ̄)"b
・・なんて、控えめなワタクシに似合わず? 貪欲なプランを練っていたんですが、
無理無理無理!!・・・絶~ったい無理!!!
前夜発で、登山口まで7~8時間、到着は2時か3時ごろになるだろう。
2,3時間の仮眠でのロングコースなんて、
こんなお年頃のオジオバにはキツ過ぎる・・(どんなお年頃なんや・・(^▽^;)>゛・・)
で、ま~ったりと(それも、楽々コースでの)秩父となりました。
では、一日目の瑞牆山を。
■行き先■ 瑞牆山(秩父山塊:山梨)2230m
■山行日■ 2013年6月22日(土) 曇り
■コース■ 瑞牆山荘よりピストン
瑞牆山荘P6:15==富士見平小屋6:50~7:00==天鳥川7:20==山頂8:45~9:35==富士見平小屋11:00~11:10==瑞牆山荘P11:35
午後8時、雨の中、自宅出発。
中央高速に入ると、雨は止んでいるものの湿った空気。
相方にも休んでもらわないといけないので、運転を交代する。
諏訪を過ぎた辺りから霧の中の走行となった。
須玉ICを下り、ナビの指示に従って霧雨の中を増冨ラジウムラインへ。
シーズン中の土日は韮崎から瑞牆山荘までバスも運行している道は、
増富ラジウム温泉を過ぎてからも、遊歩道のような整備された道だった。
深夜2時半、瑞牆山荘到着。
山荘から100メートル程先が県営の無料駐車場。
駐車車両5、6台。
とりあえず寝る。
お天気が気になったけれど、もしも雨でも登る!!と決めている。
・・・
この広い駐車場、ここがホントに満車になるん?
相方はかなり疑っていたけれど、果たして、5時過ぎに起きると半分くらいが埋まっていた。
(で、お昼に下山してみると、駐車場に入りきれない車が路肩にずら~~と連なっていた。)
*瑞牆山荘の横にトイレあり 県営駐車場:無料
6:15 駐車場出発
地面はまだ濡れていたけれど、雨は上がっていた。

駐車場から登山道へダイレクトに抜けれるけれど、
いったん山荘まで戻りトイレの後出発だ。

この標識では、瑞牆山頂まで2時間50分ほど。
ここから富士見平を経て、瑞牆山、金峰山の二座のピストンで9時間余りの行程。
も少し元気ならば、欲張りたいところだけれど、無理!(>_<;)

とりあえず熊鈴を付けて行く。
富士見平小屋までは、針葉樹林の中緩やかな登り。
森の中の散策路といった広々とした道だった。
途中林道を横切り、しばらく登ると・・

木の間隠れに見上げる高さに山頂が見えてきた。
右に10分も行けば落葉松林の中に富士見平小屋だった。

小屋の前に数張りのテント。
ここにテン泊して、両山ピストンの人も多いらしい。
落葉松林を透かして朝日もさし始めている。
小屋の玄関前からは ↓富士山が!

しばし休憩の後、7:00出発。

木立の隙間から瑞牆山山頂部の岩山をちらちらと仰ぎながら、
飯盛山の山腹をだらだらと巻き、
少し下ると天鳥(あまどり)川だった。

小さな川を石伝いに渡り、
すぐ先の広場の向こうを見ると、二つに割れた大きな岩。

あ~、これが、桃太郎岩・・ね・・
まんま・・やん・・《;~Д~》
さあ、ここからがいよいよ山頂への本格的な登りだ。

岩岩のルートを四輪駆動で登る。

塩分もチャージ。

振り向くと、山頂に雲を頂いた富士山がすっくと横たわっていた。

更に登る登る。

と、目の前に尖がった巨大な岩。

どうやらこれが、大ヤスリ岩らしい。
で、更に登る。

見上げる高さの大ヤスリ岩が目の高さになり、次第に下になる。


ひょいと体を持ち上げた拍子に目に飛び込んできた一輪の花。
イワザクラだった。

後にも先にも見かけたのはこれ一輪だけ。
天鳥川から1時間20分ほど、林の中に黒森コースの分岐があり、

名残のシャクナゲの中を一登り。


シャクナゲのトンネルから抜け出すと、ふいに山頂に飛び出した。
8:45 瑞牆山山頂

大きな一枚岩の山頂。
天が抜けたかのような爽快な展望だった。

お~!!八ヶ岳!!
やっぱり、すぐ側なんや~・・(当たり前・・)

で、その左に、南アルプス!!
あ~まだあんなに雪がある・・
で、その左、富士山!

山頂の雲が笠雲に変わって(それも二重の)、また一段と凛々しい!
で、その左、
中央に尖がって見えるのが、明日登る予定の金峰山です。

尖がりは、山頂部の五丈石。
足元を覗くと・・

90度にストンと切れ落ちている。
先ほどの大ヤスリ岩が下に見える。

素晴らしい展望にしばし声もなく佇む。
八ヶ岳、南アの稜線を覆う雲はなかなか晴れてはくれなかったけれど・・。

あ~、この爽快感・
どう表現すればええのかしらん・・?
とりあえず、手を挙げてみたりする (^▽^;)>゛
着いた時には無人だった山頂、
一人増え、二人増え、どんどん登山者が到着、賑わってきた。

時折ガスが押し寄せてきて展望を隠す。
八ヶ岳や南アの稜線も姿を現しそうにない。
急ぐ必要もないので、ここでのんびり心行くまで時を過ごしてもよかったのだけれど、
50分余りで山頂を後にした。
9:35 下山開始
さあ、これから登山者の登ってくること!!
もう、道を譲るのに大変!!
山頂はいったいどんな騒ぎになっているのやら・・? ( ̄~ ̄;)

大ヤスリ岩の下から人声がするので、ロープの先を覗いてみると、
クライミングしている人の姿が見えた。
富士見平小屋でお昼にしようか迷ったけれど、
途中、何やかや休憩の度に行動食を食べすぎてお腹が空いていない。
11:35 駐車場着
結局、駐車場まで下りてきて、車の傍でのんびりお昼ご飯にした。
暑くもなく寒くもなく、木陰を通り抜ける風が心地良かった。

あ、駐車場は ↓こんな風に満タン。
路肩にまで溢れていました。

増冨の湯 でのんびり汗を流しお湯から上がると、
バケツをひっくり返したような雨が降ってきた。
「早めに下りてよかったよね~・・」
でも、今頃山頂の人たちは・・。
まだ山路を歩いているだろうたくさんの登山者たちに少しばかり思いを残しながら、
金峰山の登山口 大弛(おおだるみ)峠に向かったのだった。
・・とすると、やっぱり瑞牆山(みずがきやま)と金峰山(きんぷさん)ですよね。
どちらも、深田百名山に挙げられている。
・・・
ちょっと話は長くなるんですけど、
丁度10年前、数年のブランクを経て山歩きを再開、独りで白馬方面をウロウロした時、
南小谷の駅で、たまたま言葉を交わした方、甲府の方だったんですが、
その方から、金峰山の話を聞いたんです。
何でも、秩父のこの山、大峰と深いつながりがあるとか。
大峰から蔵王権現を分祀し、古くから修験道の山として賑わっているという。
つまり、大峰の子分のような山?
大峰は、ま、言ってみれば全国の修験道の山の 親分 みたいなものだとか。
瑞牆山も修験道の山らしい。
名前は聞いたことがあっても今までほとんど関心のなかったこの山、
途端に何となく身近なものに感じられるようになった。
その1,2年後?『我が道を行く』(休止中)のwolfgangさんが登られ、
あれ?関西からでも(夜に走って)行けるんや~
と、一層身近に感じられるようになった山。
・・・・
で、今回の初秩父となりました。
瑞牆山、金峰山を一日で。
で、後一日は、八ヶ岳のツクモグサを杣添尾根辺りから日帰りで!(* ̄ー ̄)"b
・・なんて、控えめなワタクシに似合わず? 貪欲なプランを練っていたんですが、
無理無理無理!!・・・絶~ったい無理!!!
前夜発で、登山口まで7~8時間、到着は2時か3時ごろになるだろう。
2,3時間の仮眠でのロングコースなんて、
こんなお年頃のオジオバにはキツ過ぎる・・(どんなお年頃なんや・・(^▽^;)>゛・・)
で、ま~ったりと(それも、楽々コースでの)秩父となりました。
では、一日目の瑞牆山を。
■行き先■ 瑞牆山(秩父山塊:山梨)2230m
■山行日■ 2013年6月22日(土) 曇り
■コース■ 瑞牆山荘よりピストン
瑞牆山荘P6:15==富士見平小屋6:50~7:00==天鳥川7:20==山頂8:45~9:35==富士見平小屋11:00~11:10==瑞牆山荘P11:35
午後8時、雨の中、自宅出発。
中央高速に入ると、雨は止んでいるものの湿った空気。
相方にも休んでもらわないといけないので、運転を交代する。
諏訪を過ぎた辺りから霧の中の走行となった。
須玉ICを下り、ナビの指示に従って霧雨の中を増冨ラジウムラインへ。
シーズン中の土日は韮崎から瑞牆山荘までバスも運行している道は、
増富ラジウム温泉を過ぎてからも、遊歩道のような整備された道だった。
深夜2時半、瑞牆山荘到着。
山荘から100メートル程先が県営の無料駐車場。
駐車車両5、6台。
とりあえず寝る。
お天気が気になったけれど、もしも雨でも登る!!と決めている。
・・・
この広い駐車場、ここがホントに満車になるん?
相方はかなり疑っていたけれど、果たして、5時過ぎに起きると半分くらいが埋まっていた。
(で、お昼に下山してみると、駐車場に入りきれない車が路肩にずら~~と連なっていた。)
*瑞牆山荘の横にトイレあり 県営駐車場:無料
6:15 駐車場出発
地面はまだ濡れていたけれど、雨は上がっていた。

駐車場から登山道へダイレクトに抜けれるけれど、
いったん山荘まで戻りトイレの後出発だ。

この標識では、瑞牆山頂まで2時間50分ほど。
ここから富士見平を経て、瑞牆山、金峰山の二座のピストンで9時間余りの行程。
も少し元気ならば、欲張りたいところだけれど、無理!(>_<;)

とりあえず熊鈴を付けて行く。
富士見平小屋までは、針葉樹林の中緩やかな登り。
森の中の散策路といった広々とした道だった。
途中林道を横切り、しばらく登ると・・

木の間隠れに見上げる高さに山頂が見えてきた。
右に10分も行けば落葉松林の中に富士見平小屋だった。

小屋の前に数張りのテント。
ここにテン泊して、両山ピストンの人も多いらしい。
落葉松林を透かして朝日もさし始めている。
小屋の玄関前からは ↓富士山が!

しばし休憩の後、7:00出発。

木立の隙間から瑞牆山山頂部の岩山をちらちらと仰ぎながら、
飯盛山の山腹をだらだらと巻き、
少し下ると天鳥(あまどり)川だった。

小さな川を石伝いに渡り、
すぐ先の広場の向こうを見ると、二つに割れた大きな岩。

あ~、これが、桃太郎岩・・ね・・
まんま・・やん・・《;~Д~》
さあ、ここからがいよいよ山頂への本格的な登りだ。

岩岩のルートを四輪駆動で登る。

塩分もチャージ。

振り向くと、山頂に雲を頂いた富士山がすっくと横たわっていた。

更に登る登る。

と、目の前に尖がった巨大な岩。

どうやらこれが、大ヤスリ岩らしい。
で、更に登る。

見上げる高さの大ヤスリ岩が目の高さになり、次第に下になる。


ひょいと体を持ち上げた拍子に目に飛び込んできた一輪の花。
イワザクラだった。

後にも先にも見かけたのはこれ一輪だけ。
天鳥川から1時間20分ほど、林の中に黒森コースの分岐があり、

名残のシャクナゲの中を一登り。


シャクナゲのトンネルから抜け出すと、ふいに山頂に飛び出した。
8:45 瑞牆山山頂

大きな一枚岩の山頂。
天が抜けたかのような爽快な展望だった。

お~!!八ヶ岳!!
やっぱり、すぐ側なんや~・・(当たり前・・)

で、その左に、南アルプス!!
あ~まだあんなに雪がある・・
で、その左、富士山!

山頂の雲が笠雲に変わって(それも二重の)、また一段と凛々しい!
で、その左、
中央に尖がって見えるのが、明日登る予定の金峰山です。

尖がりは、山頂部の五丈石。
足元を覗くと・・

90度にストンと切れ落ちている。
先ほどの大ヤスリ岩が下に見える。

素晴らしい展望にしばし声もなく佇む。
八ヶ岳、南アの稜線を覆う雲はなかなか晴れてはくれなかったけれど・・。

あ~、この爽快感・
どう表現すればええのかしらん・・?
とりあえず、手を挙げてみたりする (^▽^;)>゛
着いた時には無人だった山頂、
一人増え、二人増え、どんどん登山者が到着、賑わってきた。

時折ガスが押し寄せてきて展望を隠す。
八ヶ岳や南アの稜線も姿を現しそうにない。
急ぐ必要もないので、ここでのんびり心行くまで時を過ごしてもよかったのだけれど、
50分余りで山頂を後にした。
9:35 下山開始
さあ、これから登山者の登ってくること!!
もう、道を譲るのに大変!!
山頂はいったいどんな騒ぎになっているのやら・・? ( ̄~ ̄;)

大ヤスリ岩の下から人声がするので、ロープの先を覗いてみると、
クライミングしている人の姿が見えた。
富士見平小屋でお昼にしようか迷ったけれど、
途中、何やかや休憩の度に行動食を食べすぎてお腹が空いていない。
11:35 駐車場着
結局、駐車場まで下りてきて、車の傍でのんびりお昼ご飯にした。
暑くもなく寒くもなく、木陰を通り抜ける風が心地良かった。

あ、駐車場は ↓こんな風に満タン。
路肩にまで溢れていました。

増冨の湯 でのんびり汗を流しお湯から上がると、
バケツをひっくり返したような雨が降ってきた。
「早めに下りてよかったよね~・・」
でも、今頃山頂の人たちは・・。
まだ山路を歩いているだろうたくさんの登山者たちに少しばかり思いを残しながら、
金峰山の登山口 大弛(おおだるみ)峠に向かったのだった。
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Category: 奥秩父 -
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