ルネオバの なんだかねぇ・・
山歩きの簡単レポなど・・・
元越谷 遡行(鈴鹿山系) 2011年9月14日
2011/10/04
Tue. 23:10
本家の「ルネのきままなアトリエ」、
HPビルダーの不具合で更新できません (>_<;)
あ~・・こんな時、何にすがればいいのでしょうかね~・・・
・・・・・・・・・・・・・・
で、行ってきました~!!報告ですが、
とりあえず一つ目です♪

Tさんに誘っていただいて、沢第2弾!!ъ(^ー^)
花崗岩の白い岩肌にエメラルドグリーンの淵と小滝やナメが続く美しい谷。
鈴鹿 元越谷(もとこしだに)です。
HPビルダーの不具合で更新できません (>_<;)
あ~・・こんな時、何にすがればいいのでしょうかね~・・・
・・・・・・・・・・・・・・
で、行ってきました~!!報告ですが、
とりあえず一つ目です♪

Tさんに誘っていただいて、沢第2弾!!ъ(^ー^)
花崗岩の白い岩肌にエメラルドグリーンの淵と小滝やナメが続く美しい谷。
鈴鹿 元越谷(もとこしだに)です。
-- 続きを読む --
・
鈴鹿中部、鎌ヶ岳の南、水沢岳(すいさわだけ)から小岐須峠にかけての西に広がる元越谷。
鈴鹿きっての美しい谷らしいですね。
鈴鹿の赤木沢などとおっしゃる方もいるとかいないとか・・(どっちやねん・・)
今まで何度かその名前は耳にし、7月に山友のジオンさんが行かれたレポを読んだばかり。
■行先■ (鈴鹿山系) 元越谷 右俣本流(仏谷)
■山行日■ 2011年9月14日(水) 晴れ Tさんと
■コース■
林道途中駐車地8:35―車止め8:40―林道から右折9:00―入渓地点9:05―大滝10:10―(途中昼食)―県境稜線13:25~13:35―水沢峠13:50―駐車地15:40
鈴鹿スカイライン途中の野洲川ダムから武兵峠方面へ走ること7,8分。
右の橋を渡り林道を5分ほど進み路肩に駐車。
(もう少し先の車止めまで行けるのですが、林道はかなり荒れてます)
8:35 出発

5分ほどで車止め。沢歩きの方でしょうか、ここまで入っている車もありました。

林道を20分ほど歩き、道が大きくカーブする手前で右折(赤テープあり)。
下山はこの林道を戻ってくることになります。

すぐに広くなだらかな谷に出ます。ここから入渓。
澄み切った水面に映る木漏れ日が眩しいですね~。

広い谷をじゃぶじゃぶ行くと、少し先からゴーロ帯です。
水量は少し多めらしいです。

9:15 連続した二つの堰堤を左岸から一気に巻きます。

次第に谷幅が狭まってきました。

9:25 三つ目の堰堤も左岸から高巻きします。

高巻きの下り。

9:35 深い淵に出ます。かなり深そうです。

いつもはこうして、矢印の水中の岩棚を足場にへつるらしいのですが・・
水量が多く、たちまちTさんの胸まで浸かってしまいました。

仕方なく、上を巻くことにしました。
ちなみに、この水中の岩棚、右に少し傾斜しているらしく
体が岩からふっと離れる感じになるとか。

上流から水中の岩棚を見たところ。

反対側の左岸を上流から見たところ。
ここをへつることもできるらしいです。
ちょっと最後のところの手がかりが小さくキツそうに見えました。
なんせ、初心者ですからね。

更にじゃぶじゃぶ遡ると・・

大きな滝が見えてきました。
元越大滝です。

落差15メートル。
右のガレ場を中ほどまで登り、谷のすぐ側の岩場を登ります。(残置ロープあり)
・・・・・
滝上で休憩。
ふとパンツの裾を見ると・・・もぞもぞとうごめくものが!
ヒルでした。思わずのけぞります。
全身点検。あ、ザックにも1匹!
が、実害なく胸を撫で下ろしました。油断も隙もありません。
・・・・・
大滝の上からがこの谷の核心部だそうです。
練習になるように、ここからトップを歩かせていただきました。
エメラルドグリーンの淵とナメが連続します。

この大岩は左を行きます。
谷の様子を見ながら、右に左に飛び移ったりジャブジャブ歩いたり。
なかなか痛快です。
この日は結構残暑が厳しかったのですが、
こんなきれいな水と戯れていると、暑さなんて忘れてしまいます。
あ~、もっと早く沢をやればよかった・・などと・・ (^^ゞ

この淵もかなり深そうでした。
右に左に飛び移りながら・・

ずっと白い岩肌が続きます。

この辺りがクライマックスってところでした。
白い岩肌を流れ下る水の美しいこと!!


まだまだ続きます。


2段のナメ滝が見えてくると、クライマックスはほぼ終了です。
二俣

右から滝が流れ込み、前方にも滝が見えます。
ここが二俣。
ここから左俣を行くのですが、奥に小さく見える滝は登れません。
いったん右俣に入ってから滝を巻きます。
二俣から先、ダメ押しのように2、3箇所面白いところがあります。
1箇所は、水しぶきを浴びながら滝芯を登っていきます。(画像なし)

次は岩の斜面をぐいぐいと這い上がっていきます。
・・・・・・
もう谷はなだらかになり水量も少なくなり、源頭部の様相を帯びてきます。
少し先で、登山靴に履き替えました。
そのまま最後まで谷を詰めてもよかったのですが、途中で左の斜面を這い上がりました。
が、ブッシュがひどくそのままトラバース気味に斜面を進み、県境稜線に飛び出ました。

県境稜線(13:25~13:35)
左折。水沢岳への道を辿ります。

右に入道ヶ岳、鈴鹿市内の向こうにうっすらと海も見えています。
何時間も展望のない沢をちまちまと遡って、今日初めて目にする爽快な眺め。
何となく不思議なような、新鮮なような・・。

15分ほどで水沢峠に下りてきました。(13:50)
峠から見上げる水沢岳は恐ろしい角度で聳えていました。
距離は短いものの、なかなか厳しい登りのようです。鈴鹿って結構そんな山が多いですね。
峠から左折。
20分ほど荒れた山道を歩くと、林道終点に出ました。
Tさんが7月に来られた時より、かなり林道が上まで延びているとかで驚かれていました。
まだ土の固まらない林道を暫く歩き、途中からまた山道に入り、今日遡った谷の核心部(美しいゴルジュのところ)のすぐ近くまで谷に下ります。
少し先から林道に上り返し延々と林道を歩き駐車地に戻ってきました。
(峠から1時間50分。ずっと林道を歩いても戻ってこれる)

※かなりアバウトな軌跡です
なかなか楽しい谷でした!
で、実は、一昨日(10月2日)も行ってきたんです。
今回は、相方も一緒。
曇り空で気温も低く、かなり躊躇したのですが・・
また報告は後日。
ジオンさんのレポ(詳しい)
鈴鹿中部、鎌ヶ岳の南、水沢岳(すいさわだけ)から小岐須峠にかけての西に広がる元越谷。
鈴鹿きっての美しい谷らしいですね。
鈴鹿の赤木沢などとおっしゃる方もいるとかいないとか・・(どっちやねん・・)
今まで何度かその名前は耳にし、7月に山友のジオンさんが行かれたレポを読んだばかり。
■行先■ (鈴鹿山系) 元越谷 右俣本流(仏谷)
■山行日■ 2011年9月14日(水) 晴れ Tさんと
■コース■
林道途中駐車地8:35―車止め8:40―林道から右折9:00―入渓地点9:05―大滝10:10―(途中昼食)―県境稜線13:25~13:35―水沢峠13:50―駐車地15:40
鈴鹿スカイライン途中の野洲川ダムから武兵峠方面へ走ること7,8分。
右の橋を渡り林道を5分ほど進み路肩に駐車。
(もう少し先の車止めまで行けるのですが、林道はかなり荒れてます)
8:35 出発

5分ほどで車止め。沢歩きの方でしょうか、ここまで入っている車もありました。

林道を20分ほど歩き、道が大きくカーブする手前で右折(赤テープあり)。
下山はこの林道を戻ってくることになります。

すぐに広くなだらかな谷に出ます。ここから入渓。
澄み切った水面に映る木漏れ日が眩しいですね~。

広い谷をじゃぶじゃぶ行くと、少し先からゴーロ帯です。
水量は少し多めらしいです。

9:15 連続した二つの堰堤を左岸から一気に巻きます。

次第に谷幅が狭まってきました。

9:25 三つ目の堰堤も左岸から高巻きします。

高巻きの下り。

9:35 深い淵に出ます。かなり深そうです。

いつもはこうして、矢印の水中の岩棚を足場にへつるらしいのですが・・
水量が多く、たちまちTさんの胸まで浸かってしまいました。

仕方なく、上を巻くことにしました。
ちなみに、この水中の岩棚、右に少し傾斜しているらしく
体が岩からふっと離れる感じになるとか。

上流から水中の岩棚を見たところ。

反対側の左岸を上流から見たところ。
ここをへつることもできるらしいです。
ちょっと最後のところの手がかりが小さくキツそうに見えました。
なんせ、初心者ですからね。

更にじゃぶじゃぶ遡ると・・

大きな滝が見えてきました。
元越大滝です。

落差15メートル。
右のガレ場を中ほどまで登り、谷のすぐ側の岩場を登ります。(残置ロープあり)
・・・・・
滝上で休憩。
ふとパンツの裾を見ると・・・もぞもぞとうごめくものが!
ヒルでした。思わずのけぞります。
全身点検。あ、ザックにも1匹!
が、実害なく胸を撫で下ろしました。油断も隙もありません。
・・・・・
大滝の上からがこの谷の核心部だそうです。
練習になるように、ここからトップを歩かせていただきました。
エメラルドグリーンの淵とナメが連続します。

この大岩は左を行きます。
谷の様子を見ながら、右に左に飛び移ったりジャブジャブ歩いたり。
なかなか痛快です。
この日は結構残暑が厳しかったのですが、
こんなきれいな水と戯れていると、暑さなんて忘れてしまいます。
あ~、もっと早く沢をやればよかった・・などと・・ (^^ゞ

この淵もかなり深そうでした。
右に左に飛び移りながら・・

ずっと白い岩肌が続きます。

この辺りがクライマックスってところでした。
白い岩肌を流れ下る水の美しいこと!!


まだまだ続きます。


2段のナメ滝が見えてくると、クライマックスはほぼ終了です。
二俣

右から滝が流れ込み、前方にも滝が見えます。
ここが二俣。
ここから左俣を行くのですが、奥に小さく見える滝は登れません。
いったん右俣に入ってから滝を巻きます。
二俣から先、ダメ押しのように2、3箇所面白いところがあります。
1箇所は、水しぶきを浴びながら滝芯を登っていきます。(画像なし)

次は岩の斜面をぐいぐいと這い上がっていきます。
・・・・・・
もう谷はなだらかになり水量も少なくなり、源頭部の様相を帯びてきます。
少し先で、登山靴に履き替えました。
そのまま最後まで谷を詰めてもよかったのですが、途中で左の斜面を這い上がりました。
が、ブッシュがひどくそのままトラバース気味に斜面を進み、県境稜線に飛び出ました。

県境稜線(13:25~13:35)
左折。水沢岳への道を辿ります。

右に入道ヶ岳、鈴鹿市内の向こうにうっすらと海も見えています。
何時間も展望のない沢をちまちまと遡って、今日初めて目にする爽快な眺め。
何となく不思議なような、新鮮なような・・。

15分ほどで水沢峠に下りてきました。(13:50)
峠から見上げる水沢岳は恐ろしい角度で聳えていました。
距離は短いものの、なかなか厳しい登りのようです。鈴鹿って結構そんな山が多いですね。
峠から左折。
20分ほど荒れた山道を歩くと、林道終点に出ました。
Tさんが7月に来られた時より、かなり林道が上まで延びているとかで驚かれていました。
まだ土の固まらない林道を暫く歩き、途中からまた山道に入り、今日遡った谷の核心部(美しいゴルジュのところ)のすぐ近くまで谷に下ります。
少し先から林道に上り返し延々と林道を歩き駐車地に戻ってきました。
(峠から1時間50分。ずっと林道を歩いても戻ってこれる)

※かなりアバウトな軌跡です
なかなか楽しい谷でした!
で、実は、一昨日(10月2日)も行ってきたんです。
今回は、相方も一緒。
曇り空で気温も低く、かなり躊躇したのですが・・
また報告は後日。
ジオンさんのレポ(詳しい)
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[edit]
Category: 沢歩き -
祝 初沢! 下多古川中流遡行 2011年8月29日
2011/09/13
Tue. 12:02
-- 続きを読む --
前日ネットで調べると、何やら恐ろしげな画像ばかり・・
ちょっと怯んでしまいましたが、何のことはない、それは下流の
『下多古川下流 ゴルジュ』らしいです。
もちろん、そんなところへは行きませんし、行けません ( ̄~ ̄;)
中流の琵琶滝まで遡り、巻き道を滝上へ。そして、更に中の滝まで遡行しました。
防水のカメラなんてのも持っていないので、時たま、
ささっとカメラをビニール袋から取り出し撮ったので、
未だにどこをどう遡ったのか、分かっていません。
まったく参考にはならないと思いますが、ごめんなさい・・ m(_ _)m
・・・・・・・・・・
■行先■ (大峰)下多古川 中流遡行 林道Pから中の滝まで
■山行日■ 2011年8月29日(月) 快晴
■メンバー■ Tさん と 夫婦で
下多古林道途中(終点?)の広場(ヘリポート)手前の路肩に駐車。
広場の端から入渓です。
最初水に足を付けた時、ヒャッとした感じでしたが、すぐにその冷たさにも慣れます。
思ったほど冷たくないんですね~

入渓地点から10分ほどのところ。
まだ膝くらいまでしか濡れていません。

綺麗なナメもありました。

いつもより水量は多めだそうです。
だんだん面白くなってきます。

またナメ。

腰まで水に浸かります。

Tさんの百戦錬磨のヘルメット、ハーネス、スリングetc一切をお借りし、
相方もいっぱしの沢ヤ(風)です ( ̄~ ̄;)


この滝の上が長くきれいなナメになっていました。

ナメの上は滝です。
左岸を巻いて遊歩道へ。その先でまた谷に入りました。
琵琶滝への遊歩道は、このすぐ上を通っています。
3年ほど前、大所山(百合ヶ岳)に登る時に琵琶の滝を見に来たことがあったのですが、
その時下に見えた薄暗い谷を、数年後自分が歩くなんて想像もしませんでした。

ここはちょっと陰気な感じの場所でしたが、上の遊歩道から見た印象とはずいぶん違います。
思ったよりずっと明るい谷です。
ま、この日は雲一つない晴れだったせいかもしれませんが。

琵琶滝遊歩道の吊り橋の下をくぐります。
せっかくなので、このまま琵琶滝の直下まで谷を遡ることにしました。

ここからは巨大な岩がごろごろ。
岩を掴みながら這い上がっていきます。

小滝の上は行く手を阻む岩と倒木。

琵琶滝の下部が見えてきました。

岩に行く手を阻まれます。
残置ロープがありましたが、Tさんは慎重に強度を確かめています。
残念ながら信用できないと判断。右に回り込み乗り越えました。
琵琶の滝直下まで来ているのですが、この先の岩に手掛かりなし。
私がTさんの肩に乗り上の岩まで這い上がり(ショルダーと言うらしいですね)、
木の幹にスリングを引っかけて乗り越えました。

琵琶滝です。(2段50メートル)
飛沫が霧雨のようにここまで降ってきます。
写真ではその豪快さが分かって頂けないのが残念・・。

滝のしぶきを浴びながら昼食休憩。

驚異的に似合わないヘルメット。
でも、せっかくですので記念写真。

右岸の巻き道の取り付きから見た琵琶滝。
先ほどまで、あの直下の大岩の上にいたんですね~ヽ(^Д^*)/
10分ほど登り、小さな祠のある岸壁の下を右に5分ほどで滝上に出ました。

高度感に目がくらみそう・・。
中の滝に向かって再び遡行開始。

右岸は切り立った崖なので、琵琶滝までよりも暗い印象。

暗い。

大岩を乗り越す。
この辺りになると私も慣れてきて、時には先行させてもらいます。
岩を乗り越すと、木の間隠れに美しい滝が見えてきました。

中の滝(40メートル)。
何段かに分かれています。
上部は幾筋にも分かれ、レースのように広がっています。


中の滝上部

琵琶滝は男性的な力強さがありましたが、この滝は女性的な軟らかさがあります。
うっとりするほど美しい滝です。

Tさんが巻き道の偵察に行ってくれました。
大休止の後、右岸の急な斜面を這い上がり10分ほどトラバースすると、右上からの明瞭な踏み跡に合流。
10分ほどで琵琶滝の巻き道の祠に戻ってきました。

滝見台からの琵琶滝。
■コース■
林道P入渓8:35―琵琶滝遊歩道吊り橋10:10―琵琶滝直下10:30~11:00―落ち口11:20―中の滝11:45~12:00―琵琶滝滝見台12:35―P13:05
2008年6月10日の大所山(百合ヶ岳)レポへ
ちょっと怯んでしまいましたが、何のことはない、それは下流の
『下多古川下流 ゴルジュ』らしいです。
もちろん、そんなところへは行きませんし、行けません ( ̄~ ̄;)
中流の琵琶滝まで遡り、巻き道を滝上へ。そして、更に中の滝まで遡行しました。
防水のカメラなんてのも持っていないので、時たま、
ささっとカメラをビニール袋から取り出し撮ったので、
未だにどこをどう遡ったのか、分かっていません。
まったく参考にはならないと思いますが、ごめんなさい・・ m(_ _)m
・・・・・・・・・・
■行先■ (大峰)下多古川 中流遡行 林道Pから中の滝まで
■山行日■ 2011年8月29日(月) 快晴
■メンバー■ Tさん と 夫婦で
下多古林道途中(終点?)の広場(ヘリポート)手前の路肩に駐車。
広場の端から入渓です。
最初水に足を付けた時、ヒャッとした感じでしたが、すぐにその冷たさにも慣れます。
思ったほど冷たくないんですね~

入渓地点から10分ほどのところ。
まだ膝くらいまでしか濡れていません。

綺麗なナメもありました。

いつもより水量は多めだそうです。
だんだん面白くなってきます。

またナメ。

腰まで水に浸かります。

Tさんの百戦錬磨のヘルメット、ハーネス、スリングetc一切をお借りし、
相方もいっぱしの沢ヤ(風)です ( ̄~ ̄;)


この滝の上が長くきれいなナメになっていました。

ナメの上は滝です。
左岸を巻いて遊歩道へ。その先でまた谷に入りました。
琵琶滝への遊歩道は、このすぐ上を通っています。
3年ほど前、大所山(百合ヶ岳)に登る時に琵琶の滝を見に来たことがあったのですが、
その時下に見えた薄暗い谷を、数年後自分が歩くなんて想像もしませんでした。

ここはちょっと陰気な感じの場所でしたが、上の遊歩道から見た印象とはずいぶん違います。
思ったよりずっと明るい谷です。
ま、この日は雲一つない晴れだったせいかもしれませんが。

琵琶滝遊歩道の吊り橋の下をくぐります。
せっかくなので、このまま琵琶滝の直下まで谷を遡ることにしました。

ここからは巨大な岩がごろごろ。
岩を掴みながら這い上がっていきます。

小滝の上は行く手を阻む岩と倒木。

琵琶滝の下部が見えてきました。

岩に行く手を阻まれます。
残置ロープがありましたが、Tさんは慎重に強度を確かめています。
残念ながら信用できないと判断。右に回り込み乗り越えました。
琵琶の滝直下まで来ているのですが、この先の岩に手掛かりなし。
私がTさんの肩に乗り上の岩まで這い上がり(ショルダーと言うらしいですね)、
木の幹にスリングを引っかけて乗り越えました。

琵琶滝です。(2段50メートル)
飛沫が霧雨のようにここまで降ってきます。
写真ではその豪快さが分かって頂けないのが残念・・。

滝のしぶきを浴びながら昼食休憩。

驚異的に似合わないヘルメット。
でも、せっかくですので記念写真。

右岸の巻き道の取り付きから見た琵琶滝。
先ほどまで、あの直下の大岩の上にいたんですね~ヽ(^Д^*)/
10分ほど登り、小さな祠のある岸壁の下を右に5分ほどで滝上に出ました。

高度感に目がくらみそう・・。
中の滝に向かって再び遡行開始。

右岸は切り立った崖なので、琵琶滝までよりも暗い印象。

暗い。

大岩を乗り越す。
この辺りになると私も慣れてきて、時には先行させてもらいます。
岩を乗り越すと、木の間隠れに美しい滝が見えてきました。

中の滝(40メートル)。
何段かに分かれています。
上部は幾筋にも分かれ、レースのように広がっています。


中の滝上部

琵琶滝は男性的な力強さがありましたが、この滝は女性的な軟らかさがあります。
うっとりするほど美しい滝です。

Tさんが巻き道の偵察に行ってくれました。
大休止の後、右岸の急な斜面を這い上がり10分ほどトラバースすると、右上からの明瞭な踏み跡に合流。
10分ほどで琵琶滝の巻き道の祠に戻ってきました。

滝見台からの琵琶滝。
■コース■
林道P入渓8:35―琵琶滝遊歩道吊り橋10:10―琵琶滝直下10:30~11:00―落ち口11:20―中の滝11:45~12:00―琵琶滝滝見台12:35―P13:05
2008年6月10日の大所山(百合ヶ岳)レポへ
[edit]
Category: 沢歩き -
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