ルネオバの なんだかねぇ・・

山歩きの簡単レポなど・・・

1日目 その2 

2012/09/05
Wed. 13:03

10分余りで山頂を後に。
まだ水は2,5リットルほど残っていたけれど、五竜山荘へのコースタイムはまだ2,5時間。
陽が昇るほどに、日差しがきつくなり、念のためミネラルウォーター500mlを一本購入。(300円)

9:15 唐松山荘出発
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すぐそこに大黒岳。その山頂を西側から巻きながら岩場をガンガン下って行くのだけれど、
シングルストックでいけるかな?と、とりあえず進む。が、すぐ先で

「ストックは片づけて
両手を空けて
慎重に!」
の標識があった。




しばし迷っていると、下の岩場からひょいと山岳指導員の方が登って来られた。
先ほど、山荘から岩場を下りて行かれたのが見えていたけれど、すぐに戻ってこられたみたい。

「ストックは仕舞ってくださいね」と、爽やかイケメン指導員さん。
「ザックの右に付ける方がいいですよ」と。
この牛首の下りもそうだけれど、この後立山、険しく切れ落ちている信州側を避けて富山側にルートが付けられていることが多い。だから、ストックも岩場に引っかかりにくい右側に付けた方が賢明なのだ。


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ストックを仕舞っている間に、指導員さんはまた岩場を下って行かれた。

で、2、30メートルほど下った岩場で、また登って来られるのに出会った。
この辺りを巡視されているようなのだ。

指 「ね、なかなか、でしょ!」(ニヤッ!)
ル 「はあ・・まあ・・」(へへ・・オトコマエやな・・)
指 「滑落事故、多発してますからね!」(ニヤッ!)
ル 「はい、気をつけます」

すると、尚も、
指 「ここはね、まだ落ちても2,30メートルだから、怪我で済みますけど、
  すぐ先のね、信州側を巻くところね、あそこは、怪我では済みませんから・・
  あそこは必ず死にますから!」(ニヤッ!)
指 「それから・・」
ル 「あ、あの、もう、それくらいで・・ (>_<;)」

ん、もう、そないに脅かさんでも・・ (;´_`)

ちなみに、一番最初に私がここを通ったのは、その昔10月初旬。
雨の八方尾根をずぶ濡れで歩き、唐松山荘に。
翌日も雨風収まらず、沈殿。一日シュラフにくるまって同宿の人たちと歌を歌っていた。
次の日、明け方から小雪になり、小屋の戸が凍てついて開かず。
小屋のお兄さんがのんびりと、「そのうち開きますから」なんて言っていたのを記憶している。
天候が収まる頃合いを見計らって出発。
雪が張り付き凍てついた岩場を慎重に慎重に下る。
一か所どこだったか、グイッと体を持ち上げた拍子に、フワッと体が浮いて下の垂直の(そう思える)崖に身を乗り出すような感じになり、思わず足がすくんだのを覚えている。
その2年後(?)、白馬から縦走したけれど、ここを通過した時の記憶は全くない。


指導員さんとすれ違い、岩場の写真を撮ろうと振り返りカメラを構えると、
ふと指導員さんが振り向いた。
で、ニヤッと笑ったかと思うとくるりとこちらに背中を向けて・・
↓ このポーズ
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思わず、「もう一枚!」と声をかけると、
またしても、サッと足を上げて・・
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は~何ともチャーミングな指導員さんでした・・ ( ̄~ ̄;)

ま、とにかく、白岳との最低鞍部まで標高差300メートルほどをガンガン下る下る・・。
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あくまでも慎重に・・。
P1060484.jpg

DSC02015.jpg


目の前には五竜がどっしりと聳えます。オトコマエ・・(あ、もちろん、山ですよ!)
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ずっと右に見えていた剱・立山が、次第に五竜の陰に隠れていく。
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10:20 小屋から1時間で最低鞍部。
結構休憩の度に何やかや食べているのだが、一応ここで昼食。
適当な陰がなかったので、日差しのキツイこと!
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とにかく暑い!そこそこに昼食を切り上げて出発。
ここから五竜山荘手前の白岳まで、標高差250メートル程の登り返しなのだけれど、
風がほとんどなく、とにかく暑さとの戦い。まだ昼前なのにね・・。

振り返る。左:唐松岳  右:黒岳
DSC02034-.jpg


五竜岳が迫る。
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11:50 遠見尾根分岐を過ぎると、すぐ下に五竜山荘

DSC02040-.jpg


11:55 五竜山荘到着

テント場にはまだ一張りのみ。
小屋で手続きをし、一等地にテント設営! ъ(^ー^)
・・したのだが、これから夕方までが長かった・・
DSC02042-.jpg

テントの中は炎熱地獄!
じりじりと直射日光が照りつける小屋前のベンチで隣り合った方たちの山談義に耳を傾けながら、だらだらと暇を潰す。

一人、とび抜けてすごい単独男性がいた。
上高地から入山して5日目だという。
5日で??
思わず、「一日目はどこを?」と聞くと、
「槍沢を登り槍経由で双六まで」と言う。
え?その大きなザックを担いで? (○_○;)
「二日目は?」
「烏帽子です」

えーーー!!

ま、70~80リットルはあろうかというザックで、トレラン並みの行程を歩いていらっしゃるのだった・・ (×_×;)
得意げに喋るわけでもなく、控えめで朴訥な印象の方だったけれど・・。
ホントに、もう、世の中にはとんでもない人もいるものだとつくづく思う・・。

ちなみに、この後三日目にも、すごい単独女性に出会う。(これはまた、先のお楽しみに!)


遠見尾根は湧き上がるガスで見えない。
五竜山頂も信州側からのガスに覆われ見えなくなったと思うとまた姿を見せる。
そんなことを繰り返しながら、二時頃には完全にガスで隠れてしまった。

gotate4.jpg
いろいろ食糧は持ってきたけれど、アルファ米じゃない美味しいご飯が食べたくて小屋食を注文。(夕食:カレー1700円)
お金さえ出せば、こうして楽して美味しいものが食べられるなんて、ホントにありがたいことです。


しばらく好天が期待できそう!
ちょっと前までは、ず~っと雨雨の予報だったのに・・ね・・ ( ̄~ ̄;)
DSC02056.jpg

4時ごろになると、急に風が冷たくなる。
夕方、ガスに隠れていた五竜も再び姿を見せる。


そして・・・
荘厳な夕暮れがやってきた。

DSC02075-.jpg

言葉もなく、ただ立ち尽くす。


毛勝三山が海に突き出た半島のようだ。
DSC02072.jpg

茜色に染まったあの雲の上に、ふわっと舞い降りていけそうにも
あの海に船を浮かべ、夕陽に向かってどこまでも漕ぎ進んでいけそうにも思える・・。


日没、6時58分。


DSC02073c.jpg


2日目に続く

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コメント

Re: 1日目 その2

素晴らしい!!
お待ちしておりました。
4日間も快晴で行けるなんてなんて羨ましい事でしょう。

言葉も無く立ち尽くす夕焼け、それを見る為にココに来たようなそんな素晴らしい景色と写真です。今までの苦労が吹っ飛びますね!

去年行ったとこなのに、唐松も懐かしく思えました。
引き続き楽しみにしております^_^

かつお #WGv/JGO2 | URL | 2012/09/05 20:37 * edit *

Re: Re: 1日目 その2

> かつおさん

あ、お天気ね、四日目の蓮華岳はガスで展望はなかったのですが、
それまでの三日で、もう満腹!・・って感じで・・(^^ゞ
この日の夕焼けも最高でした・・

> 去年行ったとこなのに、唐松も懐かしく思えました。

分かります!
自分の行ったとこ、他の方のレポで、懐かしく思いだしますよね~

かつおさんの槍のご来光も素晴らしかった! ъ(^ー^)
5年前、私も槍で感動的な夜明けを迎えたのですが、
悲しいことにその山行の画像全て!ミスで消してしまって一枚も残っていません・・・(TOT)/~
あの時の感動、再び味わわせていただきました!

ルネオバ #- | URL | 2012/09/05 22:50 * edit *

Re: 1日目 その2

おお、、唐松~鹿島槍
15日から行くつもりです。
レポ参考にします。

しかし、北海道から帰って、、おとなしくしていた
8月の上旬が天候が安定してましたね。

今年は敗退続き、、
でも、、山に行けるだけ幸せです!

ジオン #I4y.8VyU | URL | 2012/09/06 21:21 * edit *

Re: 1日目 その2

後立山縦走お疲れサマ―!!
もう最高すぎる絶景の連続写真ごちそうさまです。
茜色に染まった雲の上、本当にふわっと舞い降りていけそうな・・ですね!
しかし、指導員さんでした・・・の後の写真コレはアカン!見ただけで足がすくみました~キャー恐~い!でも、ちょっと歩いてみたい気もする今日この頃で~す。

たかっさん #- | URL | 2012/09/06 22:52 * edit *

Re: Re: 1日目 その2

> ジオンさん

> 15日から行くつもりです。

あ、早速行かれるんですね!
お天気祈っています!ъ(^ー^)
後立、やっぱり岩場が多いですからね、雨なんか降られるとちょっと厳しいですもんね~
ま、余り参考にならないレポだとは思いますが、できるだけ、素早くUPします!

> 今年は敗退続き、、
> でも、、山に行けるだけ幸せです!

いえいえ、ジオンさん
それだけ山に行ってれば、時には敗退の日もあるかと・・(^^ゞ

ルネオバ #- | URL | 2012/09/06 22:54 * edit *

Re: Re: 1日目 その2

> たかっさん

あのね、こ~んな下手くそな写真では、あの何分の一も伝わらないの! (>ω<;)
特に、雲海とご来光と夕陽がっぁ・・・もう、もう!・・でした・・(; ̄_ ̄)=3

> ちょっと歩いてみたい気もする今日この頃で~す。

是非行ってくださいね!
後立、なかなか面白いですよ~
そやね、まず、唐松から五竜の縦走から始めましょ!一泊二日で行けますし、ね! ъ(^ー^)

ルネオバ #- | URL | 2012/09/06 23:04 * edit *

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