ルネオバの なんだかねぇ・・

山歩きの簡単レポなど・・・

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4日目、最終日です。
最後を締めくくるのは断崖絶壁に穿たれた道、下ノ廊下 旧日電歩道です。ヽ(^Д^*)/




■4日目■ 
2012年10月11日(木) 雨のち晴れ 阿曽原温泉小屋から黒四ダム

 5:00       阿曽原温泉小屋
 6:00       仙人ダム
 6:20       東谷吊り橋
 7:00       半月峡
 7:50~ 8:10 十字峡
 9:05~ 9:15 白竜峡
 9:55~10:20 別山谷出合
12:25~12:40 内蔵助谷手前河原
12:55       内蔵助谷出合
13:40       ダム下橋
14:15       黒部ダムバスターミナル




夜半、雲間から星も覗いていたけれど、3時に起きると真っ暗な空から雨がパラパラ降りだしてきた。

黒四ダムまでCT9時間余り。距離16キロ。
ダムに3時までに着かないと今日中に家に帰れない。

「5時には出発した方がいいよ!
途中、どうしても遊びたくなんるんだよな~」

前夜、オーナーにアドバイスを受け朝5時、暗闇の中、小屋を後にする。
この日欅平に下山する東京のお二人が見送ってくださった。
「これ途中で食べてね」とたくさんのお菓子も下さって。

雨はしとしと降り続いている。
仙人ダムまで1時間、高度差100メートルの上り下り。
ライトで浮かびあがる足元だけを見ながら闇の中を黙々と歩く。

人見平への下りで辺りが白み始め、ランプが必要なくなった。

ダムの施設内の通路を歩き 6:00 仙人ダム。

2012-10-11-co1.jpg

雨に濡れた東谷の吊り橋を慎重に渡り、断崖の道を歩きだす。
半月峡の先までは昨日歩いているので、ここは時間を稼がねばと脇目も振らずせっせと歩く。

雨は小降りになったけれど、丸太が濡れて滑るので昨日以上に注意して歩く。

DSC03603.jpg
7:00 半月峡

DSC03599.jpg
道は延々と続く。
(断崖の途中に水平に道が続いているのが分かりますか?)

半月峡の表示から作廊谷合流点までは意外に近く15分ほどだった。
DSC03606.jpg
7:13 作廊谷合流点


そして、いよいよ次は十字峡だ。

十字峡。
立山・剱の雨水を集め流れ下る剱沢と、後立山、爺ケ岳に源を発する棒小屋沢が、同じ地点で黒部川に交わる。
『奇跡の十字』 なんて、誰かが言ってたけれど、地図に描き出された美しい十字を今まで何度眺めたことか・・。
それを、いよいよ自分の目で見ることができるのだ。


下ノ廊下にはずっと ↓ のように針金が渡されている。
DSC03606c.jpg
その針金のボルトの箇所に、工事の目印の札が数メートル置きに付いているのだけれど、
作廊谷と十字峡の間を示す 『作』 の札が延々と続く。

裏剣、下の廊下・2012.10.7kara10.11 408
道は少しずつ高度を下げてくる。


作廊谷から40分近く、谷が狭まり対岸にいくつもの滝が連なって流れ落ちるのが見えてきた。

あれが・・棒小屋沢?

そして、岩角を右に回り込むと、すぐ下に小さな吊り橋が見えた。
DSC03608.jpg
剱沢に架かる橋。
十字峡だった・・。

7:50~8:10 十字峡

DSC03609.jpg


DSC03615.jpg
下に、剱沢の清冽な流れ。

そして、
DSC03614c.jpg
これが・・『奇跡の十字』・・。
こちら側から剱沢が、向こうの連滝が棒小屋沢だ。

反対側、剱沢の流れ来る方を見る。
DSC03611c.jpg
2日前、二股で別れを告げた剱沢だ。その下流に今、立っている。
二股と十字峡の間は、人が立ち入ることを頑なに拒む深く険しい谷。

その中間辺りに、幻の大滝と言われる 剱大滝 が、周囲の切り立った岸壁に爆音を轟かせているのだろう。

「なんか・・すごいよね・・」

写真でしか見たことのないそんな大滝に思いをはせつつ、
「も一回、渡り直そ~」とかワイワイはしゃぎながら、2度も橋を渡り直して写真を撮ったりする。

DSC03618.jpg

橋を渡り切って右の斜面を覗くと、下に向かって一本のロープがぶら下がっていた。
このロープを伝って剱沢に降りて行けるらしい。
ちょっと心が動いたけれど、かなりの急斜面。
おまけに、まだ先も長いので諦めた。

10メートル程上った広場で休憩する。

DSC03621.jpg
雨は止み、時折梢からパラパラと滴が降り注ぐ。
両岸から山が迫り、その上に小さな白い空。
谷に響く水音。
ああ・・私は今、十字峡にいる・・。
(なんちゃって・・時にはオバチャンもロマンチストになるのだ・・ ( ̄~ ̄;) ・・)


十字峡から10分も行かないうちに、山の斜面が大きく崩落しているのが見えてきた。
DSC03623.jpg
昨年10月7日の地震により引き起こされた大崩落。
今年9月半ばに桟道が作られ、やっと通行できるようになったらしい。

DSC03626.jpg


DSC03627.jpg
崩落現場の桟道。
見上げると、工事に使われたというロープが何本もぶら下がっていた。
これも命がけの作業。感謝。

この日電歩道、ずっと水平に続いているような気がするけれど、仙人ダムで標高870メートル。1470メートルの黒四ダムまで標高差600メートルを緩やかに登って行くことになる。

この辺りから、所々色づいた木々も目につきだす。
DSC03632-3.jpg
斜面に付いた道が分かりますか?

DSC03637.jpg
十字峡から1時間弱、作業用の資材置き場があり・・
尚も行くと、白竜峡の表示があった。

9:05~9:15 白竜峡
DSC03638.jpg
お菓子を食べながら小休止。

しばらく行くと、対岸の岩に不思議な模様が見えてきた。
DSC03648-50.jpg

まるで黒いペンキで模様を付けたような・・
DSC03652.jpg
よく見ると、
象嵌細工で作られた芸術品のように、白い岩に黒い岩が嵌め込まれているのだった。

そして、ここから数百メートル、驚くほど美しい谷が続く。

裏剣、下の廊下・2012.10.7kara10.11 423
水面までは10メートル程だろうか。
岩に穿たれた狭い道が続く。

DSC03654c.jpg
白竜峡の核心部。

DSC03657-8.jpg
流れ落ちる滝。


DSC03661c.jpg
岩にぶつかりながら、白い飛沫を上げ流れ下る黒部川。
将に白い竜だ。


DSC03664c.jpg
振り返る。

DSC03671c.jpg
美しい流れは尚も続く。

「どうしても遊びたくなるんだよね~」
阿曽原温泉小屋のオーナーが言った意味がよく分かった。

次から次に現れる美しい流れに、立ち止ってはカメラを向け、振り返ってはカメラを向け・・の繰り返し。
Nちゃんも同じで、振り向くと立ち止ってカメラを構えてばかりだった。
まだ行程の半分も来ていないので、ちょっと気も急くけれど、ま、いいか・・。


その2に続く⇒クリック

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