ルネオバの なんだかねぇ・・

山歩きの簡単レポなど・・・

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あの時の立山  

2013/05/29
Wed. 15:03

P1020170.jpg
▲2010年5月 室堂山から薬師をバックに・・やっぱり手を上げている・・ (^^ゞ

丁度三年前、同じ時期、立山に来ている。
体調を崩して一年、少しばかり健康を取り戻しつつある時期。

普通の山道は無理でも、一面の雪の斜面なら何とか歩ける・・
そんな時期だった。
(・・って、いったいどういうこと?って感じですが・・ (^▽^;)>゛・・)



目が開けられなくなる病気だった。
自分の意志とは関係なしに、瞼を開けることができない脳神経系の病気。
目を開ける、そんな何でもないことが、自分の意志でできない。
原因も解明されておらず、根本的な治療法もなく、最悪の場合、目の機能に異常はないのに失明と同じ状態になる厄介な病気だった。
たまたま巡り会った針治療のお蔭で、少しずつ少しずつではあるけれど、快方に向かっていた時期。


とりあえず一ノ越まで、と、スノーシューにアイゼン、ピッケルもしっかり持って、
完全冬山装備で一歩ずつ(よたよたと)足を進める私らの横を、
韓国からのツアー観光客が三々五々、スタスタと追い越していく。
ショルダーバッグやスーパーの袋片手に・・。
スニーカーに毛の生えたような靴で・・。

え?え?その格好でどこまで登るん?

仮にもここ、5月の3000メートル山岳地帯なんですけど・・。
いったん天候が崩れでもしたら、冬山に逆戻り、
ホワイトアウトで、遭難?・・なんて危険もあるんですけど・・・。

けど、は、早!!
あっという間に、後ろ姿が小さくなってしまった。

IMGP5764.jpg
▲2010年5月 スーパーの袋片手にスタスタと・・


結局彼らは雄山山頂まで軽々とピストンされたようだ。
ま、一ノ越から山頂までは雪が解けて夏道が出ていたのですけどね。

でも、これが日本のツアーだったら、
5月の雄山登頂なんて、当然山岳ツアーで、「完全冬山装備」だと思うのですが・・。
普通の観光ツアーで、雄山まで足を延ばせる時間をとっているというのも、すごい!

あっという間に遠ざかっていく彼らの姿を追いながら、
呆れながらも、何だか、ものすごいパワーを感じてしまった。

・・・

P1020127.jpg

この時は、一ノ越まで青息吐息で登り、
「ここで待つ」という相方を残し、独り雄山へのガレた道を登り始めたけれど、
ほんの100メートルほど登っただけで、引き返した。

やっぱり普通の石ころごろごろの登山道を歩ける状態ではなかった・・。


P1020137.jpg


その夜はみくりが池温泉に宿泊。
翌朝、外は嵐だった。
ガスって見えない立山方向から、猛烈な風に吹き上げられた雪がバシバシ全身を打つ。
余りの風に目を開けていられない。息もできない。

室堂ターミナルまでのわずかな距離、よろめきながら必死で体を支えながら歩く。
ガスで一瞬方角が分からなくなり、室堂山荘の方向へと進んでいたりした。

同宿の観光客の方たちなんか、更に悲惨だった。
体に巻きつけたビニール合羽やゴミ袋が引きちぎられそうになりながら、全身ずぶ濡れで四つん這いで進んでいた。

・・・

その三年前の立山以降、季節は違うけれど二度ここを訪れている。
翌年夏、剱岳登頂後、薬師岳へ縦走
半年前の昨年秋、ここから裏剱・黒部下ノ廊下へ

三年前、雪の上しか歩くことができなかったなんて嘘のように、普通に普通の登山道を歩けるようになって・・。


なんて、いろんな想いを抱きながら残雪の立山だ! \(⌒O⌒)/


いえ、ホントは、山友のoyajiさんdahanさんのように、蝶ヶ岳や常念辺りから朝日にピンクに染まる残雪の槍穂を見たかったのですが、ちょっと今の体力では無理かな?(⌒ロ⌒;)

・・ってことで、ゆるゆる楽々、残雪の立山を味わおう!!
・・って出かけたのですが結果は前記事に書いた通りヘロヘロでした・・《;~Д~》


(何だか、今日の記事、何の意味もないような?
そんな気も致しますが、ま、いいか・・(^▽^;)>゛・・)










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コメント

Re: あの時の立山 

復活されて、何より、うれしいです。

ラフの散歩しながら、ルネさんにメール打ってたあの頃
、、元気で山に行けるのが何よりですね。

ここ最近は、ルネさんに、鈴鹿でばったり会えないかなと思いながら、歩いてました。
もっとも、福井の県境のあたりも徘徊してましたが、(汗)

また、御一緒できる日を楽しみにしてます\(^o^)/

ジオン #- | URL | 2013/05/29 23:42 * edit *

Re: あの時の立山 

原因解明されていない病気って・・恐いな~
治ってなによりです。
ぼちぼちいっぱい山歩きましょう!

たかっさん #- | URL | 2013/05/30 09:19 * edit *

Re: Re: あの時の立山 

> ジオンさん

いつも励ましメール下さいましたよね!
心から嬉しかったです。ありがとう!
私も、そっと人の痛みに寄り添える人間になりたい・・
そんな風に思っています。
え?とてもそんな風には見えませんか?(; ̄_ ̄)=3

バッタリなどと言わず、じゃんじゃんご一緒させていただきたいのですが、
もう鈴鹿、あの吸血鬼のシーズンに入ってしまったのでしょうか?・・早すぎますよね・・ぐすん・・(T~T)

あ~ジオンさん、もう少し近ければ・・・
いつも同じこと言ってます・・(^▽^;)>゛

ルネオバ #- | URL | 2013/05/30 15:36 * edit *

Re: Re: あの時の立山 

> たかっさん

ま、ね、この立山に行った時は少しずつ快復してきている時だったので (=^_^=)
誰しも、これから先のことなんて分かりませんよね~
今を大事にしなきゃね!!・・なんて言いながら、今日もぐ~たらな一日・・・ (>_<;)

> ぼちぼちいっぱい山歩きましょう!

ですね! ъ(^ー^)

ルネオバ #- | URL | 2013/05/30 15:45 * edit *

Re: あの時の立山 

よくぞ回復したりですね
21.6に突然の休養宣言
1年余りして西穂での再開
驚異の回復力に驚きました
これからはのんびりと山歩きを楽しみましょう
って、自らに言い聞かせているような…

hanasaku #- | URL | 2013/06/01 20:24 * edit *

Re: Re: あの時の立山 

> hanasakuさん

ありがとうございます。
あの時頂いた温かいお気遣いのメール、今も心に残っています。

今はもう、あんなことがあったなんて、すっかり忘れてしまっている自分に気づきます。
で、また、何となく健康が当たり前?のように思ってしまったりして・・ (⌒~⌒;)

普通に山を歩ける健康を取り戻せたこと、
それから、時間もお金も(少しですが・・汗・・)家族の理解も、
そんな、山を歩ける条件が満たされていること、
そんなことの全てに感謝したいと思っています。

> これからはのんびりと山歩きを楽しみましょう
> って、自らに言い聞かせているような…

はいはい、のんびりと・・・あ、でも、まだもう少しだけ、貪欲に・・
だって・・三浦さんの80歳まで、あと ん、十年しか残されていないんですもの・・・ (^▽^;)>

ルネオバ #- | URL | 2013/06/02 10:11 * edit *

Re: あの時の立山 

ええ~、ルネさん、そんな難病だったんですか!
順調に回復されてなによりです。
人生いろいろですけど、楽しみがないと!
仕事なんかどうでもエエ(と言ってみたい)今日この頃です^^

dahan #L.O2nn6s | URL | 2013/06/02 23:57 * edit *

Re: あの時の立山 

行かれたのはこの年の5月だったのですね。3年前ですね。僕もこの年から生活が変わってしまいました。
胸のレントゲンで「変な影が写っていますよ」と言われたのがこの年の7月の末でした。でもあまり気にしないで8月には剣に行きました。8月の末からあと、かかりつけの病院での検査、紹介してもらって行った医大での検査、と検査の連続でした。結局次の年の2月に医大で手術を受けました。
よくまあ生き延びたもんだと思うこともありますが・・・
、最近の山に行く気力の衰えはどうしようもありません。ルネさんの行く気満々の状態に比べて、・・・みじめなもんです。

また誘ってください。

(ポンポン山のふもとの)T #- | URL | 2013/06/03 22:37 * edit *

Re: Re: あの時の立山 

> dahanさん

今となっては、あんな時もあったんやな~・・なんて、
あの時のことが嘘みたいですが・・
きっと、誰でも多少の差こそあれ、いろんな困難を乗り越えての今、があるんでしょうね・・

> 仕事なんかどうでもエエ(と言ってみたい)今日この頃です^^

いろいろ大変でしょうけど、頑張ってください! (⌒~⌒;)

ルネオバ #- | URL | 2013/06/03 23:53 * edit *

Re: Re: あの時の立山 

> Tさん

人間誰しも、明日のことは分かりませんよね・・
何一つとして確実なものなど無い・・
いつも思うんです。
あの東日本大震災で被災された方々も、
明日の自分にあんな過酷な試練が待ち構えているなんて、誰しも思わなかったと思います。
だから、だからこそ、今、この時を大事にしたいですね。

山を歩きたい、そんな想いがあるのなら、それを大事にしてあげてください。
ぼちぼちでいいじゃないですか、
いつまでも若い頃と同じような山を歩けるわけじゃありませんもの。
歳と共に山との関わり方が変わって当たり前ですもの。

また、山、ご一緒できるのを楽しみにしています!

ルネオバ #- | URL | 2013/06/04 00:34 * edit *

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