ルネオバの なんだかねぇ・・

山歩きの簡単レポなど・・・

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前回蓼科山に登ったのが、4年前の5月初め。
これ以上ないというくらいの快晴で、真っ白な北アルプスを初め周囲の山々の展望をほしいままにした。
山頂直下の急斜面ではべた雪ながらちょっとした『冬山の登行』気分も味わったし、あんな100点満点の山を知ると、もうこれでいいか・・って気になる。


昨夜も満天の星だったのに、今日は午後から天気が崩れるとの予報。
最初は女神茶屋からのコースも視野に入れていたけれど、昨日のあのへたり具合ではとても無理無理。
ということで、やっぱり最短距離の蓼科高原から登ることに。


■行先■  蓼科山(長野県茅野市)2530,3m
■山行日■  2011年2月27日(日) 曇り
■コース■  白樺高原国際スキー場山頂駅からピストン
■コースタイム■
9:15山頂駅―9:35七合目登山口―11:05将軍平(蓼科山荘)11:35―12:10山頂12:50―13:05将軍平―13:40七合目―14:00山頂駅



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▲駐車場から

早朝の駐車場からはすっきりと晴れ上がった空に蓼科山が黒いシルエットになって浮かび上がっていた。
が、7時を過ぎると空全体に薄雲が広がり、山頂付近に雲がかかり出す。
ま、いいか・・。前回100パーセント展望を味わったしね・・。

9時始発のゴンドラリフトに乗車し御泉水駅に向かう・・前に、林道夢の平線の状況を偵察に行く。
前回5月には七合目登山口まで車で登れた。夏場は大河原峠を越えて佐久方面に抜けることができる林道。
道に雪はなく、もしかして七合目まで行けるんちゃうん?・・などと、かすかな望みを抱いてしまったけれど、やっぱり5分も登れば除雪区間は終了。通行止めになっていた。

ゴンドラ乗車の際に登山届の提出の有無を聞かれ、その場で記入させられる。

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雲は多いもののまずまずの天気。
氷結した女神瑚が小さくなっていく。
窓の向こうには霧ヶ峰の車山。

山頂駅を出ると正面が登山口だ。2グループ10人ほどが身支度を整えていた。

9:15 山頂駅出発。

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▲七合目の登山口まではシラビソの林の中、ほとんど勾配のない緩やかな道。
昨日は無用のスノーシュー&ヒップソリまで担いで行ったけれど、今日は置いてきた。

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2か所ほど林道を横切り20分ほどで見覚えのあるトイレが見えてきて、七合目登山口に出た。

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▲七合目登山口

馬返しまでもシラビソの林のなだらかな道が続く。
向こうから巨大な(!)ザックの単独男性が下山してきた。
聞くと、渋の湯から入山。3泊で北八ッ全山縦走してきたとか。
大河原峠から蓼科山荘までのラッセルに一日かかったらしい。
その爽やかな笑顔に、何だか自分のことのように嬉しくなる。
『ゴールはすぐそこですね!おめでとうございます!』とエールを送り、握手を交わ・・そうと思ったけれどやめておいた。今思うと、ちょっと惜しいことをしたような・・。イケメンやったしねぇ・・イテッ!\(-_-)

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馬返しを過ぎると徐々に傾斜がきつくなり、登るほどに汗がしたたり落ちてくる。
今日は3月末から4月初め頃の気温になるらしい。
雪も軟らかく、トレースをちょっと外すと膝上までズボってしまうけれど、忠実にトレイルを辿る。
途中でアイゼンを着ける。

七合目登山口から丁度1時間で天狗の露地に到着。
山頂を見上げると、やはりものすごい勢いで雲が流れて覆い隠している。
時折その雲が途切れた瞬間にちらっと青空が覗き、山頂が見え隠れしている状態。
下界は晴れているのに・・。

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▲天狗の露地から女神湖の向こうに美ヶ原  北アは雲の中?

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再び急登。
昨日はちょっとした登りにひーひー悲鳴を上げていたけれど、今日はそれほどでもない。

11:05~11:35 蓼科山荘がある将軍平に到着。

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▲雪に埋もれた山荘

晴れていればここから真っ白な円い山頂が樹林の上に乗っかっているのが見えるのだけれど、残念ながら雲の中だった。

これからの急登に備えて大休止。パンで空腹を紛らわす。

ここから山頂までは時間にして30分弱ながら、せりあがるような急斜面の登行になる。気温が高く雪面がどれくらいクラストしているか分からないのでちょっと迷うが、念のためストックをピッケルに持ち替え出発だ。

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数十メートル木立の中の登りが終わると、吹きさらしの急斜面。
先行のグループが道を譲ってくれ、(仕方なしに)先を行く。

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雪の締まっているところと、緩んでいるところの見極めが難しい。
一歩踏み外せば将軍平まで真っ逆さまに滑落だ!

『あんたー!
一歩ずつ確実になーー!!』
『アイゼンひっかけたらあかんでーー!』
言わずもがなのことではあるけれど、こういう時には声に出すと自分の気持ちも引き締まる。

あ~・・、冬山の登行や~・・
気分は次第に高揚していく・・。

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▲ガスの中に将軍平(白いところ)が小さくなっていく

緊張の登りを20分ほどで山頂台地に飛び出した。
あれ?こんなに短かったっけ?という感じ。
前回五月の時は、ベタベタの雪で一歩ごとにズルズルと滑りもう少し長く感じたのだけれど・・。

山頂台地も完全にガス(雲)の中。
西からの強い風が吹き付けていた。
人影は見えない。

すぐ左手に、ぼんやり黒い屋根が見えたと思ったら、山頂ヒュッテだった。

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▲山頂ヒュッテ ほとんど埋もれているが、屋根の雪は吹き飛ばされている

周りのガスが吹き飛ばされ、向こうにぼんやりと山頂の標識が見えた。
・・と思うと、次の瞬間には、また濃いガスに隠される。

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あっ!!

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さーーっとガスが晴れ青空が覗く。
頭のすぐ上をものすごい勢いで雲が動いている。
が、次の瞬間また白い世界・・。

時折吹き付ける突風を、耐風姿勢でやり過ごす。

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あ~・・冬山だ~・・陶酔しながら山頂に向かう( ̄~ ̄)ξ

12:13 山頂

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ガーガーガー(無線交信の雑音)・・・をしているつもり。
『ただ今、山頂に到着いたしました!』ガーガー
気分は既にエベレストだ!!・・んなあほな・・┐( -_-)┌

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▲山頂台地・・西端まで行けば北アが間近に望めるが、今日は無理。

風の音。乳白色の世界。
ガスの切れ間に現れる荒涼とした台地。
時折突風が吹くと、立っていられない。

丁度その時女神茶屋から単独女性が登ってこられた。
高揚した気分でつい声を掛けてしまった。

ル  『登頂おめでとうございます!
    気分はエベレストですよね!』
女性 『あ~、ホントにそうですよね!』苦笑しながらも、笑顔で答えてくれた。
ル  『イェーイ! グレーットサミッツ!!』
女性 『そ、そうですよね~・・(苦笑)』

グレートサミッツ登頂の満足感に浸るものの、もう他にすることもない。
ここで休憩は無理やし・・。
風を避ける場所を探し、ヒュッテの方角に移動する。

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雪に埋もれているので、陰という程のものでもないけれど、
とりあえず少しは風をしのげる場所で、テルモスの湯でコーヒーを淹れ、パンとおにぎりの簡単な昼食。

その間に、いつの間にかちらほら登山者が姿を見せていた。

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▲ガスの切れ間に一瞬の紺碧の空・・
上空、かなりの風が吹いている様子。

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山頂で30分余り時を過ごすが、時折ちらっと青空が垣間見えるだけで展望は得られそうにもなく下山。
もう十分満足。
それにほら、前回100パーセントの展望を味わったし、今回はグレートサミッツだったしね!( ̄~ ̄*)

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先行グループの一団、片手にストック、片手にピッケル。
登りはともかく、下りではかえってアンバランスで歩きにくいと思うのですが・・。

あっ!!
の声に顔を上げると・・

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ガスが途切れて佐久側に眺望が開けた!

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束の間の青空

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グループの方々も笑顔で

ダブルストックで、あっという間に将軍平に下る。
ここからの下りも早いこと早いこと!
雪は膝に優しいからね~

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▲天狗の露地から山頂を見上げる

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▲七合目登山口に帰還 
『いぇーーい!グレートサミッツ!!』・・まだ言うてる・・┐( -_-)┌

14:00 山頂駅到着

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▲山頂駅の幸せの鐘




渋滞前に高速を抜けようと、早々に帰宅の途に就く。
この日は南アは終日晴れていたのか、中央高速からいつになくくっきりと峰々の連なりが美しかった。
あ~・・南にしたらよかった・・かな?

・・・なんちゃって・・(°O゜)☆\(^^;) バキ!(あんたが登れるような山はありませんし・・!)



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コメント

Re: 蓼科山 グレートサミッツ! 2011年2月27日

こんばんは
先日はお会いできてよかったです。

雪の蓼科山もいいですね。

私は雪のないときに7合目から登りましたが
展望無し、、、でした。

グレートサミッツ、、言ったもん勝ちです、、。

ジオン #.Gac0atE | URL | 2011/03/08 19:33 * edit *

Re: 蓼科山 グレートサミッツ! 2011年2月27日

雪のシーズンもいいですね~(^^♪
蓼科高原のイメージでお気楽感覚で登り、最後の急登りにビックリし
山頂で突然の雷雨に出会い、腰抜かしそうになった蓼科山です(^^ゞ

やまねこ #- | URL | 2011/03/08 21:09 * edit *

Re: Re: 蓼科山 グレートサミッツ! 2011年2月27日

>ジオンさん

こちらこそお会いできて嬉しかった!
でも、意外です。
冬の蓼科、何度も登っていらっしゃるような気がしていました。
台地の端からの展望はもう素晴らしいの一言に尽きます。
是非リベンジしてくださいねъ(^ー^)
でも、疾風吹き荒れる山頂でこそ『グレートサミッツ』が実感できると思いますけどね・・ (⌒~⌒;)

ルネオバ #- | URL | 2011/03/08 22:16 * edit *

Re: Re: 蓼科山 グレートサミッツ! 2011年2月27日

> やまねこさん

山頂で突然の雷雨に遭遇!
おお!まさしくグレートサミッツ体感ですやん!ヽ(^Д^*)/
蓼科山、雪の季節にこそ登ってください!
北横より、ちょっとレベルUPした雪山体験ができるかと思います。
やまねこさんなら、やっぱ、女神茶屋からしっかり登ってね(^O^)v

ルネオバ #- | URL | 2011/03/08 22:25 * edit *

Re: 蓼科山 グレートサミッツ! 2011年2月27日

蓼科高原に通い始めて3年
いつも手の届くところにある山なんですが
ただ眺めるだけ
よし、先ずは夏山に登ってみよう

hanasaku #- | URL | 2011/03/09 09:26 * edit *

Re: Re: 蓼科山 グレートサミッツ! 2011年2月27日

> hanasakuさん

まず登られるのなら、夏より秋をお勧めします。
夏は北アのように残雪はないし、ただ暑いだけ。これ!\(-_-)
中腹の天祥寺原辺りの落葉松林が金色に色づく頃をお勧めします。10月半ばくらいかな・・
女神茶屋からの周回か、大河原峠からの周回なんていかがでしょう?
天気が良ければ山頂から雪化粧し始めた北アが、
もし展望がない場合でも、
黄金色の落葉松林を歩くだけでも素晴らしいと思いますよ(LOトラベル提供) (^▽^;)>

ルネオバ #- | URL | 2011/03/09 11:04 * edit *

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