ルネオバの なんだかねぇ・・

山歩きの簡単レポなど・・・

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秋晴れの4日、大峰の支稜線のピーク、高塚山(1363,7)を歩いてきました。



大峰稜線の紅葉はほぼ終わり。
1000メートル付近まで紅葉前線が下りてきているみたいだったけれど、高塚山辺りなら少しは残っているかも?

高塚山を歩いたのは丁度6年前の同じ時期だった。
トンネル東口から一の垰(たわ)へ。『小谷林道』の標識から奥駈を離れ高塚山への稜線へ。
仲間と6人でワイワイと辿った。

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▲2008年11月1日 高塚山への稜線で

ブナの梢の残り紅葉が天井の高い礼拝堂か何かのステンドグラスのようだった。
降り敷いた落ち葉の絨毯。
一足ごとに沈み込みながら賑やかに歩んだ晩秋の稜線。
お昼ごはんに2時間もかけ、ずっと一日笑いっぱなしだったっけ。
そんな懐かしい想い出の一日が、毎年この時期になると鮮やかに蘇る。
あれから6年もの月日が経ったなんて信じられないくらいに。

そんな想い出を辿りながら、独り秋の終わりの一日。





■行き先■  (大峰)高塚山(1363,6)・三本栂(1289)
■山行日■  2014年11月4日(火) 晴れ
■コース■  R309号―(清明の尾)- 一の垰―三本栂―高塚山―(北尾根)―廃道林道―トンネル東口

 7:38         清明の尾登山口(90番道路標識)
 8:25         奥駈道
 8:50         一の垰
 8:55~ 9:10  小谷林道分岐
 9:43         P1418 三本栂分岐
10:03         三本栂
10:30         P1418 三本栂分岐
10:55~11:20   高塚山
11:47         廃道林道
12:45         トンネル東口






ついでに・・ってわけでもなかったけれど、行者還岳への最短距離という清明の尾を登ってみよう。
この数年人気のようで、レポもよく目にするコース。


7:38 清明の尾登山口

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初めて辿る道は新鮮。
不安と期待に少しばかりドキドキ。


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道標はないけれど、テープもしっかり。
それに、以前は作業道か何かだったのだろうか、古びてはいるけれど階段なども整備されていて思ったよりはっきりした道だった。
右手が植林、左が自然林の小さな尾根を30分も登れば、清明の尾に登りつく。


2014_1104_075120-DSC08678.jpg

所々、ハッとするほど鮮やかなカエデ。
このところの冷え込みで一層美しく色づいたのだろうか。


8:05  清明の尾


2014_1104_080216-DSC08682.jpg
清明の尾出合のネットでよく目にする大木。
ここから左に奥駈稜線へ。


2014_1104_080437-DSC08684.jpg

木々の合間から行者還岳、大普賢が間近に望めた。
二週間前とうって変わって、すっかり初冬の装いだった。



2014_1104_080534-DSC08686.jpg
これも、ネットでよく見るタイタンの残骸。
見るも無残に押し潰されていた。

この林道、天ケ瀬の林道がこんな上まで延びていたのだろうか?



2014_1104_080948-DSC08690.jpg

ここから奥駈稜線の手前まで、林道の名残だろうか幅の広い緩やかな道が続く。
南斜面、所々色づいた木が残っていた。


8:25  奥駈

登山口から50分弱で奥駈道に出る。
左に一の垰へ向かう。
ここも、すっかり葉を落とした寂しい木々の佇まい。

右に弥山から鉄山への尾根を見ながら二週間前に歩いた道を行く。
西口への分岐、しなの木平を過ぎると、一の垰はすぐ。



8:50  一の垰

2014_1104_084909-DSC08701.jpg


東口からの誰かに出遭うかと思ったけれど、誰もいなかった。
すぐ先の小谷林道への分岐まで、弥山を仰ぎながらゆっくり歩く。



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青空の下、すっかり冬の装いの弥山が横たわっていた。
白い季節ももうすぐ。
後数日もすれば初雪の便りも届くのだろう。



2014_1104_085348-DSC08707.jpg
北斜面の落ち葉には薄っすらと霜が降りていた。
朝日が射しこめば見る見るうちに融けてしまう束の間の美しさ。



8:55~9:10 小谷林道分岐。

北斜面から吹き上げる風に慌ててダウンを着込み休憩。
向こうから人の声が聞こえてきたような気がした。東口から誰か登ってきた?
耳を済ませたけれど、気のせいだったみたい。


ここから奥駈稜線を離れ、高塚山へと続く支稜線へと入っていく。
先ずは150メートル程南東にぐぐっと標高を下げる。

そして程なく緩やかに広がる森。
吹き溜まりには降り敷いた落ち葉の絨毯。

2014_1104_091850-DSC08713.jpg


ブナはすっかり葉を落としていた。
目の覚めるほど鮮やかに色付いた楓が林の所々にほんの数本。



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ブナの白い幹と深紅のカエデが青空に眩いばかり。



2014_1104_092220-DSC08721.jpg

三本栂の分岐まで、ほとんどアップダウンのない緩やかな広い尾根が続く。


2014_1104_101856-DSC08762.jpg 


右手には八経ケ岳から南に続く奥駈主稜線が見えている。
あ、そうだった。ここから見えていたんだった。
前回、6年前に来た時とはまた違った感慨でその稜線を見上げる。

2014_1104_093430-DSC08725.jpg


あそこは・・つい先週、歩いた楊子ケ森!
その左の辺りに、楊子ケ宿の小屋。

先週あそこを歩いた時は、こちらの高塚山の稜線なんて気にも留めなかったけれど・・。



10:03 三本栂分岐

ここから、三本栂そして、更に大栂山を経て小谷林道へと通じているらしい。


2014_1104_094201-DSC08731.jpg


ここで標高1418メートル。1289メートルの三本栂までは130メートル下ることになる。
まだ本命の高塚山まで辿り着いていないのに?寄り道?と思ったけれど、
南側の明るい斜面に引き寄せられるように下ってしまう。


2014_1104_095053-DSC08738.jpg
思った通り、下るにつれて鮮やかなカエデ。
まだ少し葉を残したブナの大木もあちこちに。
その上には奥駈の稜線だ。


2014_1104_095303-DSC08740.jpg

右に左に目の覚めるような木々を縫い、落ち葉の斜面を駆け下る。


2014_1104_095711-DSC08742.jpg 

下り始めて20分ほど、巨大な門のように両側に聳える二本のミズナラとブナ。
その門をくぐると三本栂だった。



10:03 三本栂

2014_1104_095950-DSC08745.jpg
広々としたドーム状の山頂。
南側の木々が光を透かしてステンドグラスのよう。



2014_1104_101801-DSC08759.jpg

きっと独りじゃなければこの静寂に包まれた山頂で休憩していただろう。
けれど、余りにも静か過ぎて、写真だけ撮り大急ぎで引き返した。


10:30  三本栂分岐

分岐から尾根は急に痩せてくる。

2014_1104_103327-DSC08766.jpg

いくつかのグラを右に左に巻き、乗り越え、
また尾根は広がりヒメシャラの大木が目につくようになると山頂は近い。


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左には木立を透かして大普賢。



2014_1104_105023-DSC08775.jpg

南側が切れ落ちてくると、すぐ先が山頂。


10:55~11:20 高塚山


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▲狭い痩せ尾根上の山頂



2014_1104_105338-DSC08778.jpg
以前来た時の山名版は無くなっていた。



2014_1104_111130-DSC08782.jpg
▲奥駈稜線 孔雀岳(左)と仏生嶽(右)



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▲北に木々の合間から大普賢

お昼ご飯を食べながら下山ルートを思案する。
来た道を引き返すべきか、それとも前回と同じく北側の尾根を林道(廃道)に下るか。

下の林道の最近の状況が分からなかったけれど、もし無理ならここまで登り返す時間の余裕はあるだろう。
よし、下ろう!


高塚山山頂からは北側に三本の尾根が伸びているけれど、前回と同じく一番西側の尾根を下ることにする。
が、下り始めてすぐ、右に(東に)振り過ぎて真ん中の尾根に入り込みそうになり軌道修正。
尾根に乗るまでのルートファインディングが難しい。


2014_1104_112813-DSC08785.jpg

両側は植林帯。
尾根芯だけ落葉樹林を残してある面白い尾根。
とにかく下る。
万が一登り返さないといけなくなったら、辛いだろうけれど仕方ないと覚悟を決めながら・・。


2014_1104_113452-DSC08786.jpg


下り始めて30分弱、標高1050メートル付近を横切る林道に下り立った。
前回は少し上から左の植林帯に逃げたのだけれど、そのタイミングを逃し、最後は急斜面を木に捕まりながらずりずり下ることになてしまった。


11:47 林道(廃道)


2014_1104_114747-DSC08789.jpg


標高1050メートルの付近を横切る林道。
尾根襞に沿ってぐねぐねと曲がりながら2キロ余りで東口へと通じている。
どの程度崩壊が進んでいるのか不安はあったけれど。

↓すぐ先の一番崩壊していた箇所

2014_1104_115017-DSC08790.jpg


近づいてみると、何とか通行できそう。
4メートル程は斜面にそっと足を置き、手で斜面の石を抑え慎重に通過。

ちなみに、 ↓ これが6年前。

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結局、これ以外には特に問題な箇所もなく、
右に大普賢を眺めつつ石ゴロゴロの道をゆるゆると東口に戻ってきたのでした。


2014_1104_115533-DSC08793.jpg
▲大普賢岳と手前の尾根が清明の尾  中腹にR309


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▲正面に一の垰から高塚山への稜線




2014_1104_123650-DSC08803.jpg
▲東口手前
数年前に補修されたはずなのに、またしてもこんな状況。
大雨が降る度に、山は本来の姿に戻ろうとするのか。


12:45 トンネル東口



2014_1104_124248-DSC08805.jpg
カメラを構えた数人の人影。
通り過ぎる車も次から次へと。
何だかそのエンジン音や人の声が懐かしかった。




今回も ↓ これ


2014_1104_130611-DSC08810.jpg

けれど、今回は車までそれほどの距離でもなく、
折しも林道沿いの紅葉は見頃。
ゆるゆると歩いて下った方が良かったかもしれない。


2014_1104_132942-DSC08813.jpg
▲林道途中の展望地から高塚山を望む
ちなみに、朝、前にも後ろにも一台の車も走っていなかったのに、この展望地には路駐の列。
三脚を構えたたくさんの人で賑わっていた。

2014_1104_133736-DSC08824.jpg


・・・・


もう一度同じ季節に辿ってみたいと想いつづけていた高塚山への稜線。
残り紅葉の鮮やかさが心に沁みた。
けれど、6年前のあの賑やかさが、あの一日が恋しくもあった。

帰宅してからもう一度あの日のレポを読み返し、CDを引っ張り出し写真を見返してみる。

Wさんはお元気だろうか・・。
みんな、とびっきりの笑顔やな・・。それに、若い!

6年の歳月。
あの時一緒だった仲間たち、みんなそれぞれの時を刻み今を生きている。
そんな当たり前のことだけど、何かしら熱いものがこみあげてくる今日この頃・・。

・・やっぱ、歳かしらん・・・ (×_×;)


2008年11月1日の高塚山レポ⇒こちら
















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コメント

Re: 残り紅葉の 清明の尾から高塚山・三本栂周回 2014年11月4日

ルネさんって、つくづく罪作りなお人ですね
残り紅葉の尾根歩きと、冬枯れの弥山
つい先週歩いたばかりの大峰を、こんなにも恋しくさせるなんて
ふんとに、もうっ^^;
もう6年前になりますか、そうですか
実はブログに残してませんが、一昨年歩いたのです
ちょうど今時分です、やはり紅葉は素晴らしく、そして静かでした
6年でずいぶん皆さんの環境も変わってしまって
今も山レポを記録してるのは、私とルネさんだけになってしまって・・・
Wさん、どうしてるかなぁ、あのサイトまた読みたいなぁ

スロ #T1BNin.E | URL | 2014/11/05 23:27 * edit *

Re: Re: 残り紅葉の 清明の尾から高塚山・三本栂周回 2014年11月4日

> スロトレさん

あちゃ~・・
もう、大峰が恋しくなりましたか~・・( ̄~ ̄;)
でも、嬉しいです。
東北だとか、関東甲信越の名だたる山々をいとも容易く歩けるのに、
そして、ガンガン歩いてるのに、
大峰を忘れずにいてくれるのね~・・
また帰っておいで!歩きましょ!!

それにしても、6年て・・・・ほんとにもう、もう、です・・・って、何のこっちゃ(^▽^;)>゛
Wさん、サイト復活させてくれるといいのにね~
これも、関係諸機関に働きかけますんで、上州支部もよろしく~

ルネオバ #- | URL | 2014/11/06 12:40 * edit *

Re: 名残の紅葉 清明の尾から高塚山・三本栂周回 2014年11月4日

6年の月日は、多くのものを変えたのですね。
初めてお会いしてから早や10年。
大台の写真を見て、愕然とします。いやはや。
残された時間の短さを実感しますなあ、、、ガハハ。

東口に出る林道は、あんな凄いことになっているのですか。
ワタシなら、ちびるかもしれませんです。

風花老師 #ZoFvGTEA | URL | 2014/11/07 06:45 * edit *

Re: Re: 名残の紅葉 清明の尾から高塚山・三本栂周回 2014年11月4日

> 風花老師様

は~・・初めてお目にかかった日から早10年ですか・・
感慨深いものがありますね~
いろいろな時期がありましたが、老師様もワタクシも10年後の今、
以前と同じように山を歩いられることって、もしかして凄いことだと思いません?
年々体力の衰えは痛感しておりますが、
願わくば、10年後も、
『山を歩いていられるって、凄いことですよね!』なんて言いあえますように・・

あ、ちなみに、老師様の『残された時間』は、決して短くはないかと・・・
周りのためにもほどほどに・・ (°O゜)☆\(^^;) バキ!

ルネオバ #- | URL | 2014/11/07 16:16 * edit *

Re: 名残の紅葉 清明の尾から高塚山・三本栂周回 2014年11月4日

6年前に歩いた山、仲間たちとの思い出がいっぱいの山をまた歩いて思い出探しのような・・
晩秋にピッタリの山歩きが出来たんじゃないでしょうか!

たかっさん #- | URL | 2014/11/07 18:03 * edit *

Re: Re: 名残の紅葉 清明の尾から高塚山・三本栂周回 2014年11月4日

> たかっさん

> 思い出探しのような・・

あ~たかっさん、上手いこと言いますね~
そう、想い出探し・・その通りです。
秋の終わりのこの季節になると、あの日のことを想いだすんです。
独りでウロウロするのはもちろん大好きなんですが、
この日は少し寂しかったような?
ほら、秋ですもんね・・オバチャンも少しばかりセンチメンタルになりますの・・・ほほ・・σ(^◇^;)

ルネオバ #- | URL | 2014/11/08 16:45 * edit *

Re: 名残の紅葉 清明の尾から高塚山・三本栂周回 2014年11月4日

もう6年ですか??
月日の経つのは早いもんですね
以前のレポを拝見して、涙涙・・・・・
お互い歳をとりましたなぁ(笑)

膝の調子も良くなってきたので、ぼちぼち冬山に備えて復活しますね

そうそう、Wさんはfacebookで連絡を取り合っていますが、元気にやっておられますよ(^_^)v

oyaji #pSJ6Fihk | URL | 2014/11/15 00:47 * edit *

Re: Re: 名残の紅葉 清明の尾から高塚山・三本栂周回 2014年11月4日

> oyajiさん

> お互い歳をとりましたなぁ(笑)

そうですかぁ~?
oyajiさんもおかんさんも、ちっとも変ってないように思えますけど?・・よいしょ!
ま、ワタクシは時を超越しておりますんで、ますますビボーに磨きがかかり・・・って、書いていて虚しくなります・・ (;´_`)

> 膝の調子も良くなってきたので、ぼちぼち冬山に備えて復活しますね

そうこなくっちゃ!!
行きましょね~ヽ(^Д^*)/

Wさん、サイト復活されないのでしょうか?
以前のレポ、時々思い起こしては今一度読みたくなるんです。
oyajiさんからも、どうかどうかお願いしてください!

ルネオバ #- | URL | 2014/11/15 23:54 * edit *

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