ルネオバの なんだかねぇ・・

山歩きの簡単レポなど・・・

遥かな尾瀬 1日目 

2015/10/20
Tue. 17:13

*1日目レポ、ミスで消してしまったので後半再編集しました(11月16日)

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SWの尾瀬から既に一ヶ月も過ぎてしまいました。

その間にも季節はどんどん進み、木々は鮮やかに色付き、草紅葉は黄金色に波打ち、そして
その上に真っ白な霜が下り、白い静寂の季節がすぐそこまでやってきているようです。

とっくに賞味期限切れだとは思うのですが、ま、その、覚書程度にレポアップします(^◇^;)








尾瀬戸倉まで片道620キロはやっぱり遠かった。
SW初日はその移動に使う。
自宅を出て30分も経たないのに、名阪国道で人生初のスピード違反に引っかかってしまう。
「今日なんかきっと覆面張ってるよね~」なんて言ってたばかりなのに、何とも情けなかった。

「あ、あの車の方が、ずっとスピード出してますやん!!」
「名阪60キロで走ってる車なんていてませんやんか!!」なんて、悪あがきも甲斐なく(当たり前)、
「奥さん、後10キロオーバーしていたら即免停ですよ~」の言葉に震えあがる。

モチベだだ下がり。
マジで尾瀬は諦めて引き返そうかと思ったけれど、その後、ノロノロ運転で夕方7時前戸倉に到着。
4割程度だった第一駐車場も、翌日明け方にはほぼ満杯になっていた。


・・・・・・

■山行日■ 2015年9月20日~22日   1日目・・・20日 曇りのち晴れ
■行き先■ 尾瀬   1日目・・・鳩待峠から見晴(下田代十字路) 
■コース■ 鳩待峠5:20――6:10山ノ鼻6:35――7:05牛首7:20――8:20東電小屋8:30――9:00見晴10:05――10:45温泉小屋――11:05平滑ノ滝――11:40三条の滝12:15――13:45見晴(テント)

・・・・・・

始発4時40分より少し早く乗合タクシーで鳩待峠へ。
霧に包まれまだ薄暗い鳩待峠。
何となく見覚えのあるような建物の佇まい。

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こんな朝早くだというのに、次々に到着する登山者(ハイカー?)で、たちまち大混雑。
アヤメ平にもココロがそそられたけど、重い荷物を背負って登りたくなかった。
・・より何より、一刻も早く尾瀬ヶ原に飛び込みたかったのだ。

でも、尾瀬ヶ原より標高が400メートル程高いアヤメ平、黄金色の草紅葉の上に燧ケ岳が浮かび、素晴らしい眺めだったらしい。


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山ノ鼻に向けて一歩踏み出し2グループ程追い越すと、もう静かな山道だった。


6:10~6:35 山ノ鼻


小1時間ほどで山ノ鼻。
トイレ、腹ごしらえをすませ、最後の小屋の角を左に曲がると・・
美しい湿原が広がっていた。


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花も草も木道も、朝露にしっとり濡れている。
尾瀬の秋を最後に彩る花、エゾリンドウの紫、アキノキリンソウの黄色、ワレモコウが風に揺れて・・

あ~・・とうとうやってきた・・も一度来られた・・
・・なんて、そんな想いで胸が一杯になった。


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そんなこんなで、もう、立ち止ってばかり。
後からのハイカーや向こうから来る人に右に左に道を譲りながら・・。


燧ケ岳を覆っている雲はなかなか晴れない。


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7:05~7:20 牛首分岐

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見晴までは真っすぐが最短距離だけれど、最終日またここを戻ってくるので、左折、東電小屋経由で行くことに。



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尾瀬の最後に咲く花、オゼリンドウとワレモコウ


所々に熊よけの鈴。
カランカランと鳴らしながら。

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前後して歩いていた小さな女の子連れの若いお父さんとお母さん。
シャッターを頼まれ何回か押したのだけれど、
大事そうに女の子の肩を抱え満面の笑みのお父さん。
少し緊張気味の女の子。

あの子の心の中に今日の尾瀬ヶ原はどんな風に残っていくのだろうか?
もしかして?そんなところに行ったことなんか頭の隅にも残らないかもしれない。

で、大人になったある日のこと、友人に誘われて出かけた尾瀬。
あれ?この眺めは、いつかどこかで・・・?

なんて、遠い幼い秋の日が蘇ってくるのかもしれない・・。


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一足先に秋の彩り、ナナカマド






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ゆらゆら揺れるヒツジグサ



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ヨッピ橋にて


8:20~8:30 東電小屋


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尾瀬沼から流れる沼尻(ぬしり)川に架かる東電橋。




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9:00~10:05 見晴(下田代十字路)テント設営

燧小屋で受付。まだ数張りのテント場の一等地に設営し、三条の滝に向かう。
滝が観たかったわけではなかったけれど、その昔めげそうになりながら土砂降りの中登った道を確かめてみたかった。
木の間隠れに覗いた大きな滝がどんなだったか確かめてみたかった。


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東電小屋への分岐で休憩のボッカさんに写真を撮らせて頂もらったのだけれど、
それがきっかけで、ひとしきりいろいろお話を聞かせて頂く。

冬には5メートルも雪が積もり、小屋の雪下ろしに何度も登って来られるとか。
以前は12人いたボッカも今は6人になってしまったらしい。
雪融けの尾瀬ヶ原のこと、関西出身で今は片品村の住人になっていること。
「身体が基本なので、無理せずにやってます」と、今日の荷物は80キロ弱だとか(!)。

ん十年ぶりの尾瀬だと話すと、「じゃあ、記念にこれを・・」と、取り出してくださったのが↓これ。


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記念にと下さったバッチ。

・・・・・・

赤田代には温泉小屋と元湯山荘の二軒の小屋。
見晴の垢抜けた小屋の佇まいとは違って鄙びた味わいが何となく懐かしい。

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尾瀬ヶ原温泉休憩所


元湯山荘から三条の滝へは登山道をガンガンと小一時間も下る。

ここからは人も少ないだろうから念のため・・・と、ザックから熊鈴を取り出す。
・・が、人が途切れたのはほんの数分のことだった。

下からどんどん登ってくる人、おぼつかない足取りで前をのろのろ下る人。
小学生くらいの子どもから結構な年配の方まで、おまけに手ぶらの人も多い。

そういえば、休憩所に
「荷物預かります」の貼り紙があったっけ。

でも、三条の滝までピストンで2時間近くはかかるのに?手ぶらで?・・なんて苦笑してしまう。



平滑ノ滝

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上から見下ろすのだけれど、なかなか圧巻。(この写真では伝わらない・・)
かなり広い川幅が何十メートルにもナメになり流れ下っていた。


平滑ノ滝から更にハードな下り。

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三条の滝分岐。

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分岐から5分も行かないうちに轟音が響いてくる。
梯子を下ると先端には展望台があった。

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落差90メートル。もの凄い迫力(画像では伝わらないと思います)
川幅の広い沼尻川がその幅のまま一気に落ち込んでいる・・って感じ。
多分?今まで観た中で一番幅広の滝だと思う。


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・・・・・・

13:45 見晴

・・・・・

見晴に戻り、
「もう十分歩いた」という相方を残し、竜宮小屋へと原に踏み出す。



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午後の日差しの中に鮮やかに浮かび上がる草紅葉。
燧も至仏もすっかり晴れ上がっていた。



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数人立ち止って川を覗きこんでいる。見ると澄み切った水に岩魚の影。

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どこまでも広がる草紅葉の原。
尚も原を行く人、やってくる人。



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水面(みなも)に映る白い雲。
風に揺れる草紅葉。

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時の経つのも忘れ、秋の尾瀬の空気の中に佇んでいた。





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超満員のテント場、トイレの浄化槽の上のコンクリートにまで数張り。


夕暮れ。
燧ケ岳の山頂が少しピンクに染まり日は暮れていった。



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〇プロローグ『遥かな尾瀬』
〇昔のアルバムから 『セピア色の尾瀬』


2日目(衝撃的な出来事に遭遇 燧ケ岳から尾瀬沼)⇒こちら
3日目(快晴 至仏山から鳩待峠下山)⇒こちら

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コメント

良かった (^-^)V

素晴らしい尾瀬でしたね
良かった (^-^)V
次回尾瀬に行くときは
山は登らず
温泉小屋の方とか、アヤメ平?だったかな
素敵な湿原方面に行ってみたいです

SWは好天に泣きながら、、すっと仕事してました
先週は一気に取り戻しましたが
また明日から、仕事週間、、28日を楽しみに頑張らねば

ジオン #- | URL | 2015/10/20 19:53 * edit *

Re: 良かった (^-^)V

> ジオンさん

あ、アヤメ平ね、尾瀬ヶ原より標高500メートル程も高いんですよね~
一足先に草紅葉が黄金色になっていたようです。

> 次回尾瀬に行くときは
> 山は登らず

いえ、ジオンさんには無理!
山も裏燧も何もかもひっくるめて満喫するんでしょうね~v(`∀´v)
前回のジオンレポ、帰宅後再読しましたよん!
今回、見晴新道が使えなかったのが残念でした。

> 先週は一気に取り戻しましたが

でしょうとも!
取り戻すどころか、あり余るくらい楽しんでましたものね~
にしても、いとも気軽に東北方面まで頻繁に足を延ばされるなんて、もう、もう、・・です (>_<;)

ルネオバ #- | URL | 2015/10/20 23:02 * edit *

Re: 遥かな尾瀬 1日目

○十年ぶりの尾瀬、思い出の地に再びですか
それはホンマに嬉しかったでしょう。
僕なんて若い頃は空手一筋(バカ)で家族はほったらかし、
旅行も連れて行ったこともなく思い出の地なんてないんです。
罪滅ぼしで今家族孝行に励んでいま~す。
尾瀬、本当に素敵なところですね!行ってみたくなりました。

たかっさん #- | URL | 2015/10/22 21:46 * edit *

Re: Re: 遥かな尾瀬 1日目

> たかっさん

あらら、空手ですか?
強面のお顔に空手?んで、山や野の花が大好きで、色鉛筆画を少々?
ますますラブリー!!ヽ(^Д^*)/

> 罪滅ぼしで今家族孝行に励んでいま~す。

いえいえ、もう十分過ぎるくらいですって!
それにほら、空手もきっといつか役に立つ日もあるかと・・
山道でバッタリ、恐ろしい熊に出くわした時なんか、ね!
えい、やーー!・・なんて・・・え?ない? (^▽^;)>゛

尾瀬ね、ちょっと遠いけど、いつか行ってくださいね!

ルネオバ #- | URL | 2015/10/22 23:26 * edit *

Re: 遥かな尾瀬 1日目

名阪国道は、×面が多いですから何時も気をつけているのですが夜は分からない物ねと言いつつ昨年生まれて初めてゴールドという免許証になった。
いつかは行きたいと思う尾瀬ですが遠いですね頻繁に行く、お姉様には感心させられます紅葉も素晴らしくて大賑わいのSWですね。                                                                                 

乱丸 #- | URL | 2015/10/23 17:58 * edit *

Re: Re: 遥かな尾瀬 1日目

> 乱丸さん

超遅レスごめんなさい。先にもうお目にかかってしまいましたね (^^ゞ

その数分前「今日は〇メンに注意せなあかんよね~」なんて言ってたばかりなのに
ショックで、マジでもう引き返そうかと思ったんです・・ (ToT)/~
ま、これからはも少し自重して、より一層(?)安全運転に心がけようと思う次第です。

尾瀬よりももっと遠いところに、いともあっさりと頻繁に行かれるオネエサマ方・・
本当に羨ましい限りですね。
尾瀬遠いですが、乱丸さんもいつか是非!

ルネオバ #- | URL | 2015/10/30 00:55 * edit *

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