ルネオバの なんだかねぇ・・

山歩きの簡単レポなど・・・

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苗場山 黄金色の台地に 

2016/10/18
Tue. 12:48




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焼岳下山後、松本近くの温泉で、悩み続けた翌日の山。
天気予報は、信州方面どことも完全に雨マーク。
てんくら、山テン、ウェザーニュース・・・どのサイトをしつこく何度も何度も見返しても見事に雨・・・。

もう、家に帰ろう・・・かな?
焼岳に登れただけで十分やん・・・なんて思いながら、ふと新潟方面を見ると、何と晴れマークが出ている!

これは・・・もしかして・・・苗場山に登るチャンス?



新潟県湯沢町と長野県栄村の県境に位置する苗場山。

標高2000メートル余りの山頂部に、広大な高層湿原が広がる。
ずっとずっと秋に登りたいと思ってたけど、なんせ、関西からでは遠すぎる。


つい数日前も「山レコ」で苗場山の記録を読んだばかりなんだけど、自宅から秋山郷の登山口まで片道500キロ以上。
高速料金、ガソリン代も計算したりしたんだけど、やっぱりちょっと無理っぽい。
やっぱり、いつか機会を見つけて越後駒、八海山なんかのその辺りの山と抱き合わせかな?
・・なんて思っていたばかりの山。

ナビで検索すると、ここ松本から登山口まで何と! 更に3時間 近くかかる。


やっぱり無理やわ・・。
どんどん家が遠くなってしまうやん・・( ̄~ ̄;)



なんて、ああでもない、こうでもないと温泉の休憩室で悩み続け・・・やっぱり行くことにした。
だって、また今度、なんて言ってたらきっと登れないまま終わってしまう。


・・・・・・

■行き先■ (新潟・長野)苗場山(2145,3)
■山行日■ 2016年9月25日(日) 晴れ時々くもり
■コース■ 長野県秋山郷 小赤沢3合目登山口からピストン

3合目登山口6:35―8合目(山頂台地)8:35―9:30山頂・ヒュッテ11:10―8合目12:10―3合目登山口13:30

2016-9-25-map.jpg
・・・・・

上信越自動車道、豊田飯山ICで下りてからが長かった。特に、津南町から秋山郷へのR405。
ヘッドランプに浮かび上がるうねうね曲がりくねった山道。上ったと思うとまた谷に向かって下る・・と、また上り。
延々と上り下りを繰り返す。(・・ように思えた)
いったいどこまで続くの?
いまいち信用できないナビだし、ホントはもっと快適な道があるんと違うの?
おまけに、秋山郷の小赤沢温泉から三合目への林道の入り口が分からずウロウロした挙句、真っ暗闇の三合目登山口駐車場に着いたのが夜の11時30分だった。

車は7,8台停まっていてとりあえずホッとしたものの、人の気配が全くない。
外は漆黒の闇。空と山の境すら分からないほどの暗闇だった。
トイレに出るのも怖くて、ウイスキーをググッと一気飲み。コトンと寝てしまった。


・・・・・

朝になってみれば何のことはなくて、車中泊をしていた方もいてたみたい。夜中に更に到着した車も。
準備している間にも次々に到着する車も。さすが晴れ予報の100名山。


6:35 登山口出発


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山頂へは一合目ごとに立派な標識が。山頂部の台地の一角の八合目まではCT2:40の地味な登りだった。
「山と高原地図」には「湿気の多い道」なんてかかれていたけど、なるほど、ところどころ泥濘のひどいところもあり。

でも、よく歩かれているルートだし、整備もきちんとされている。



ブナ林を抜けると針葉樹の森。

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5合目を過ぎた辺りから後ろに展望が開ける。

ずっと向こうには日本海が見えてるのかな?
・・なんて首を伸ばしてみたけど、よく考えると日本海はそんなに近くはないんだよね。


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6合目からは鎖場も出てきてどんどん標高を稼ぐ。



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7合目から山頂台地の一角の8合目まではすぐだった。
ググッと登りきるといきなり空が開け、大展望が広がった。
8:38 歩き始めて2時間、八合目。

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うわーー!
思わず声が出てしまった。
波打つ黄金色の草原。
すっきりと青空、。その空に表情豊かに白い雲。


遠く西を望むと・・・
あれ?北アルプス、見えてるんちゃうん?
雲が多くて、それとはっきり分からなかったけれど・・。


2016_0925_084329-DSC01436.jpg



山頂で泊まられた方に聞くと、朝は槍穂もすっきり見えていたらしい。
山頂ヒュッテで貰ったという展望マップを見せて頂くと、槍穂から後立山の朝日岳あたりまで見えるらしい。



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▲鳥甲山(とりかぶとやま)の左手辺りが槍穂らしい



・・と言うことは、あちらも晴れてる?・・ってこと・・よね?
3時間もかけて遥々夜道を走ってきたというのに、あちらも晴れ?
何だか肩透かしを食ってしまったような気もするけれど、でも、こんなことでもなけりゃこんな遠いところまで来れなかったんだから、ま、いいか。

この日、前日の天気予報は大きく外れ、北アルプス初め信州方面、久し振りにすっきりと青空が広がったらしい。


青空を映す池塘。
その池塘の合間を縫って木道が続く。

2016_0925_084611-DSC01438.jpg

北アを振り返り振り返りのろのろ歩いていたら、下りてこられた方に
「早く行かないと、頂上、曇っちゃうよ!」なんて言われてしまった(^◇^;)


2016_0925_085100-DSC01446.jpg 


9合目の標識からしばらく樹林の中の石ごろごろ道になる。

2016-9-25-co5.jpg  








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苗場神社への分岐を過ぎると、更に大展望が広がった。
どこまでもどこまでも広がる湿原。
2000メートルの山頂だなんてとても信じられない眺め。




2016_0925_111350-DSC01483.jpg



北ア辺りからこの苗場山を眺めた記憶はないんだけど、1年前の尾瀬の至仏山や、その翌日登った赤城山から、この特徴のある山頂を遠望した。
南に向かって緩やかに傾斜した広大な山頂部。そして、その台地がストンと切れ落ちている。
2016_0925_111717-DSC01487.jpg



針葉樹の緑と黄金色の草紅葉。
青空を映し碧く光る池塘。
銀色に波打つ笹原。
所々に赤く色づいた木々がアクセントを添えて・・・。

ここは本当に日本なの?




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何だかもう、陶酔状態・・ (⌒~⌒;)


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ゆるゆる山頂ヒュッテが近づいてくると、東側に展望が広がった。
あ、あれは・・・!

平標山やん!!

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山頂台地のすぐ向こう、あの見慣れた山の様子は紛れもなく平標山!
(いや、「見慣れた」って言っても、まだ行ったことはないんだけど・・)
で、その後ろに折り重なるように連なっているのが谷川連峰!!
(って、どれがどれか同定できないんだけど・・)


2016_0925_092344-DSC01464.jpg

ああ!憧れの谷川連峰!
それが、こんなにすぐそこに!!

・・なんて、完全にハイになってしまった。

谷川岳には二度登ったけど、次は馬蹄形縦走とか、谷川岳から上越国境を平標山へ縦走だとか、何とかして歩けないものかとこの数年妄想を膨らまし続けている。
でも、何てったってやっぱり遠すぎる・・。

そ、それが、こんなに間近に・・・。
あ~何て遠いところに来てしまったんやろか・・・。

いえ、谷川連峰がすぐ隣なんてことはもちろん知っていたけど・・・ (^^ゞ

2016_0925_092542-DSC01465.jpg



9:30 苗場山頂ヒュッテ(苗場山自然体験交流センター)



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ヒュッテのすぐ側の山頂は少しがっかりなところ。
樹に囲まれ展望なし。電柱のような山名標柱と三角点があるだけだった。




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ヒュッテの近くまで戻ってきて、隣の方とあれこれ喋りながらお昼ご飯。
その間に、登る途中で言葉を交わした福井のグループの方も到着し、100名山登頂の記念のワインをご馳走になる。





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どんどん時間は過ぎていき・・・あれ?1時間40分も?
ずっとこのままここでぼ~んやりしていたい気もするけど・・・ 
11:10 山頂を後にする。


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前の記事にも書いたけど、前からやってくるツアーに道を譲って待っていたら、その中の一人に声を掛けられた。



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この冬、金剛山で二言三言言葉を交わしただけの方だった。

覚えていて下ったなんて・・。
しかも、こんな遠いところで・・・。
気づかずに通り過ぎてもおかしくないのに・・・。

立ち止って話もできず、お互い「あーー!!」って叫んだだけで終わってしまったけれど、そんな偶然の出会いが嬉しくておかしくて、自然と笑えてきた。





11:30 苗場神社



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帰りに寄ってみた苗場神社のすぐ下にも広大な湿原が広がっていた。


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湿原を優しく吹き抜ける風。
その風に、草紅葉が揺れる。
池塘に映る白い雲も揺れる。



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コツコツと木道を辿りながら、このままもう少し、この風に吹かれていたいような、そんな気がして。


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▲北アルプスはすっかり雲に隠れてしまっていた


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12:10 八合目 

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13:30 三合目登山口


・・・・・・


焼岳から思いがけず足を伸ばしてしまった苗場山。
想像していたより遥かに広大で美しい山だった。





ま、帰りの道のりもかなり遠かったんだけどね。


・・・・・

〇小赤沢ルート三合目登山口・・・・上信越自動車道 豊田飯山IC―R117―R405―小赤沢温泉
ナビには「栄村役場秋山支所」と入力。すぐ先の苗場山神社左折、山道を20分余り。
トイレ有。(電灯なし)





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コメント

迷いつつも、ちゃっかり登ってるのが
いつもルネさんのパターンですね(^^)
私は神楽峰からしか歩いていないのですが
きっと登り詰めた瞬間に目に入る
あの広大な光景には歓声が漏れたことでしょう
北アルプス展望は残念ですが、これだけの青空では
贅沢ですねー、素晴らしい画像にため息です^^
いいなぁ一度、秋に歩きたいものです。

スロ #T1BNin.E | URL | 2016/10/24 08:03 * edit *

> スロトレさん

神楽坂のルートは展望良さそうですね~
小赤沢ルートは途中山頂が見えるわけでもなく、ひたすら登り (^^ゞ
いきなり山頂台地の一角に飛び出すんです。

鮮やかな草紅葉には少し早かったみたいですけど、ほんと、素敵でした!
山頂で泊まって、朝靄の湿原もきっと幻想的でしょね~
スロトレさんの行かれたワタスゲの頃も・・・なんて、妄想はどんどこ膨らんでいきますけど、
やっぱ、遠いです(⌒~⌒;)

ルネオバ #- | URL | 2016/10/25 00:40 * edit *

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