ルネオバの なんだかねぇ・・

山歩きの簡単レポなど・・・

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皆さん、ご無沙汰しています。
梅雨らしい曇り空が続きますね。

6月12日日曜、山友のスロートレックさんの案内で、大峰釈迦ヶ岳南西の谷、赤井谷周辺の森を歩いてきました。

ずっと以前から歩いてみたいと思いつつ行けなかった所。
やっと念願叶い、足を踏み入れることができました。


■行先■  赤井谷(大峰山系)
■山行日■ 2011年6月12日(日) 曇りのち雨
■メンバー■ スロートレックさん単独行さんoyajiさん
■コース■ 峠の登山口8:30―赤井谷10:15―12:30深仙の宿13:20―千丈平―古田の森14:30―峠の登山口




美しい森だった。
大峰の奥深く、谷の源流部に広がる原始の森。



峠の登山口から20分ほど、P1434のすぐ先から谷に下る。

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数日来の雨で滑りやすい尾根を激下り、下から沢音が聞こえてくると・・


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意外なほどなだらかな緑の斜面が広がる。


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いつもは涸れ沢らしいけれど、勢いよく水が流れ下っている。
更に下ると・・

tCIMG2127.jpg
そこかしこに大きな樹が姿を見せる。


DSC04541.jpg
いったい何十メートルあるのだろう・・。
が、振り仰いだ梢の先は滴る緑の中に埋もれて見えない。


広がる森。

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斜面はますます緩やかに、いや、むしろ、ほぼ平坦と言っていいくらいの森が広がる。
険しい大峰の深い谷の奥に、こんな優しい森が広がっているのだ。


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森を行く。

沢の水音。
時折聞こえる鳥のさえずり。
夏蝉の鳴き声が高い梢の上から降ってくる。
地面を踏む友の靴音。


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一体、何百年前から、この地にこうやって立っているのだろう。
緑の苔に覆われた樹皮に、傍らに横たわる倒木に、長い歳月を想う。



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更にいくつかの流れを渡り、森を下る。

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何十年か何百年か前のある日、たまたま岩の上に落ちた一つの種。
岩の上のわずかな水分と、いくつかの幸運が重なり芽を出す。
生長するほどに根を張り岩を抱きかかえ、いつの間にか岩と一体化してしまった。

命の不思議さ逞しさ。そして、したたかさ。

・・・・・・

そして、森の中の一本の樹に辿り着いた。
これは自分にとって『一本の樹』だと友は笑う。

DSC04559.jpg
森に遊ぶ。


DSC04568.jpg
『記念写真、撮ってあげるわ』
声を掛けると、少し照れながら、笑顔を見せる友。


DSC04564.jpg
これは、トチの木?
葉の形を確かめようにも、その枝は余りにも高く、傍らの木と見分けがつかない。


DSC04565.jpg
ごつごつの幹。
この固い固い樹皮で包まれた中に、瑞々しい生気に満ちた命が今も生長を続けている。



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DSC04570.jpg
倒れ、地面に横たわる木にも、新しい命が芽生える。


水音が大きくなると、赤井谷に下り着いた。
ここから深仙の宿に向けて、谷に沿って遡る。


DSC04579.jpg
右岸から左岸へ渡渉。
板の表面がヌルヌルで滑る滑る・・。
とてつもなく、怖かった。


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『赤い岩』の滝。


DSC04586.jpg
左岸にもなだらかな森が広がっていた。

谷に沿って緩やかに遡る。
いくつかの朽ちた橋を渡り、小沢を渡渉し尾根に取りつく。
尾根を巻き気味に次第に高度を上げていくと、シロヤシオの白い花がちらほら見え始めた。


DSC04590.jpg
稜線近くになると、右にも左にも満開のシロヤシオ。


DSC04594.jpg

・・・・・・・・

深仙の宿で昼食。
熊野本宮から吉野へ奥駈縦走の単独さんに出会う。
遠く山口から、二度目の奥駈縦走だとか。
見ず知らずの方だけど、どうか無事に完走されていますように・・。


tCIMG2153.jpg
昼食の間に雨がポツリポツリ。
今日は、釈迦のピークはパスすることにして、千丈平へのトラバース道へ。


DSC04608.jpg
千丈平が近づくにつれて霧が湧く。


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雨の中のシロヤシオ。


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千丈平。




DSC04628.jpg
ガスの中から釈迦ヶ岳が姿を見せた。

釈迦ヶ岳を背に、左に大日岳、南奥駈への稜線を眺めながら稜線を下る。


DSC04630.jpg
左:大日岳 

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見下ろせば赤井谷の森。
 

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遥か南へと折り重なるように連なる奥駈の稜線。
DSC04642.jpg
山を想う・・・なんちゃって・・ (^^ゞ






最後の20分ほどは本降りになってしまい、走りながら登山口に辿り着きました。
初めての赤井谷。
険しい修験道の山、大峰の奥深くに広がる神秘の森。
忘れられない一日になった。






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コメント

Re: 源流の森を歩く ~大峰 赤井谷~ 2011年6月12日

写真素晴らしいですね
私の分は、全然あきませんでしたよ(泣
やっぱりカメラの差かなぁ~

楽しい時間をありがとうございました
私も念願の赤井谷へ行けて大満足です

今度は紅葉の頃かな

それにしても、橋の上の男二人の写真
チャンバラをしているようにしか見えませんなw


oyaji #pSJ6Fihk | URL | 2011/06/16 20:23 * edit *

Re: 源流の森を歩く ~大峰 赤井谷~ 2011年6月12日

ほんまにいい絵ですねえ!
皆、上手で参りますわ。
何かまた行きたくなってきました。

紅葉の時にテン泊してまったりとしたいなあ!

単独行 #0z4M9REw | URL | 2011/06/16 20:35 * edit *

素敵なところですね。(^^)v

赤井谷??
なじみの無いところなので、奥駈道のどのあたりかな~
と思ってましたが
ルネさんのレポを拝見して、、納得

いいところですね。

釈迦岳になって、、おお!、、行きました。(^^)v
千丈平、古田の森、、行きました。
こんな展望だったんですね。

懐かしいT御大もきっちりと雨を連れて、、(^_^;)
でも、山に行ける様になってよかった。\(^_^)/
スロートレックさん、後姿がかっこいい!
oyajiさん、、腕の差かと、、(^_^;) m(__)m

私も秋に行きたい、、、ボソッ、、

ジオン #.Gac0atE | URL | 2011/06/16 20:36 * edit *

Re: Re: 源流の森を歩く ~大峰 赤井谷~ 2011年6月12日

> oyajiさん

> 私の分は、全然あきませんでしたよ(泣

え?!何で~
『oyajiさん、暇やねんな~』・・なんてもう言わへんから、
ええ加減送ってくれたらいいのに・・って首を長くして待っているんですよ!

> チャンバラをしているようにしか見えませんなw

え?チャンバラしてたんと違うの?(* ̄∀ ̄)ノ"
秋、行きましょね!

ルネオバ #- | URL | 2011/06/16 22:10 * edit *

Re: Re: 源流の森を歩く ~大峰 赤井谷~ 2011年6月12日

> 単独行さん

単独さんの画像も使わせていただきました。

> 何かまた行きたくなってきました。

あ、それ、分かります!
私もね、あれから何だかぼ~っとした毎日を送っていますねん。
何にも見てへんかったような・・・。
あ~、また行きたい・・。

秋にテン泊、いいなあ~
けど、熊が・・・(○_○;)

ルネオバ #- | URL | 2011/06/16 22:14 * edit *

Re: 素敵なところですね。(^^)v

> ジオンさん

一般ルートじゃないので、なかなか足を踏み入れることができなかったんです。
ほんと、いい所です。

釈迦ヶ岳、昨年行かれていましたよね。
確か窪ちゃんと紀伊半島の山を三座?四座?でしたっけ?

峠の登山口から釈迦ヶ岳への稜線は素晴らしい展望の道です。
次回は晴れの時にね ъ(^ー^)

ちなみに、この日、これぐらいのお天気で持ってくれたのは、
単独行さんのが頑張って念派を発してくれたお蔭です。
彼も、やっと雨をコントロールできる力を身に付けたようですよん!・・・・かな? (⌒~⌒;)

ルネオバ #- | URL | 2011/06/16 22:24 * edit *

Re: 源流の森を歩く ~大峰 赤井谷~ 2011年6月12日

ルネさん
素晴らしい画像ばかりで、ため息ですよ
今回はマジなハナシ、今までで一番の赤井谷でした
実は、登山道から谷底へ下りきるところ、なんだか焦ってしまって
めっちゃ手前から下ったおかげでズルズルだったでしょ?
案内する自分が、あのいつもは涸れてる沢の音にハイになって
我を忘れてたのです、ごめんなさいね
皆さんに伝わらないよう、冷静を装ってたけれど
実は、この私が一番興奮してたかと・・・
青空なんて要らない!これぞ大峰!なんてねw( ̄ー ̄)
秋はテン泊どですか?いいと思うなぁ♪

スロートレック #T1BNin.E | URL | 2011/06/17 00:03 * edit *

Re: 源流の森を歩く ~大峰 赤井谷~ 2011年6月12日

赤井谷めちゃくちゃエエとこやないですか!
ガイドがスーさんとくれば、楽しさ倍増でしたでしょう。
大きな森で生命力が沸々とっうか、行ってみて感じてみたいですわ!
秋か~ええですね~

たかっさん #- | URL | 2011/06/17 09:44 * edit *

Re: Re: 源流の森を歩く ~大峰 赤井谷~ 2011年6月12日

> スロトレさん

> 今回はマジなハナシ、今までで一番の赤井谷でした

え!?そうだったの
一番のの赤井谷に巡り合えたなんて、最高についていたってことですね!
ほどほどに頑張ってくれた単さんに、マジ感謝せなあきませんね~ъ(^ー^)

> 実は、この私が一番興奮してたかと・・・

そうだったんだ~
こ~んなとこ、もう、飽きるほど歩いているもんね~
・・って感じに見えましたけど?(* ̄∀ ̄)ノ"

> 青空なんて要らない!これぞ大峰!なんてねw( ̄ー ̄)

ですよね~ ( ̄~ ̄*) ・・って、前日までテンションv-164v-164のワタシが言うのもなんですが・・汗

ルネオバ #- | URL | 2011/06/17 12:57 * edit *

Re: Re: 源流の森を歩く ~大峰 赤井谷~ 2011年6月12日

> たかっさん

案内していただいたお蔭で、やっと足を踏み入れることができました v (^o^)
想像以上にええとこでした。やっぱ、あのお天気だからこそより一層・・かも・・

> ガイドがスーさんとくれば、楽しさ倍増でしたでしょう。

はいはい、oyajiさんとの名コンビに、単独行さんがピリッとアクセントになって、
おまけに、往年の山ガールも同行したらしいですよん ( ̄~ ̄;)

> 大きな森で生命力が沸々とっうか、行ってみて感じてみたいですわ!

そう、やっぱりね、こんな写真では伝わらないのよ・・体で感じないと・・
秋に、またスーさんに案内してもらいたいですよね・・

ルネオバ #- | URL | 2011/06/17 13:13 * edit *

Re: 源流の森を歩く ~大峰 赤井谷~ 2011年6月12日

いえいえ、一枚一枚の写真から
まだ足を踏み入れぬ赤井谷の魅力が存分に伝わってきましたよ
それに良き友、良き山ですよ

hanasaku #- | URL | 2011/06/17 16:23 * edit *

Re: 源流の森を歩く ~大峰 赤井谷~ 2011年6月12日

ちょっとむさ苦しい部分には目をつむり、
瑞々しい写真が素晴らしい。文章も素敵です。
源流の森に酔いしれているルネオバさまのお姿が、
目に浮かびます。


風花老師 #ZoFvGTEA | URL | 2011/06/17 19:05 * edit *

Re: Re: 源流の森を歩く ~大峰 赤井谷~ 2011年6月12日

> hanasakuさん

名カメラマンのhanasakuさんに褒めていただくと、こそばゆいような、むず痒いような・・
だってね、カメラ任せでシャッターを切るだけですもんね・・ (>ω<;)

> それに良き友、良き山ですよ

それそれ!
ホントにそうです。良き友と、良き山に恵まれました!ъ(^ー^)

ルネオバ #- | URL | 2011/06/17 22:59 * edit *

Re: Re: 源流の森を歩く ~大峰 赤井谷~ 2011年6月12日

> 風花老師様

はいはい、酔いしれました!
一日うろうろ彷徨ってみたいと思いました。
今回は、ちょいと、まっちゃん風に詩人になろうとしたのですが、
やっぱりおつむがついていきません・・ (⌒~⌒;)

> ちょっとむさ苦しい部分には目をつむり、

それって、まさか、キュロットスカートの下から出てる太っとい足のことでは・・ないですよね・・ (>Д<)

ルネオバ #- | URL | 2011/06/17 23:09 * edit *

Re: 源流の森を歩く ~大峰 赤井谷~ 2011年6月12日

ぐるっとまわって8時間ほどなんですね。
でも遠いです。
前に行った時は発電所のところで泊まりました。
沢を上がったのですが僕としては X でした。
沢よりは森の方がいいようです。
シロヤシオの満開がまだ見れたんですね。
大回りはあきらめて谷に下りて少しうろうろして引き返すのであれば行けそうです。でも登り直しがきつそうです。

でもあの天気でよく出かけましたね。
雨になるかもしれないとなるとやめてしまうことが多いです。
壊れかけた橋のところ、沢装備だと何も気にする必要のないところですが登山靴だと怖いでしょうね。濡れていると本当に怖いです。

T #- | URL | 2011/06/18 06:39 * edit *

Re: Re: 源流の森を歩く ~大峰 赤井谷~ 2011年6月12日

> Tさん

> でも遠いです。

確かに、ね。
登山口、我が家からでもすごく遠く思うのに、Tさんのお宅からだと、前夜泊の距離ですよね・・
赤井谷、以前Tさんからお話し窺ったことがありましたよね。
やっと足を踏み入れることができました!ъ(^ー^)

> でもあの天気でよく出かけましたね。

それを言われると・・ (^^ゞ
雨の予報に『中止』を期待していたのは私だけ。
「大峰は雨が降ってなんぼや・・」などと、 負け惜しみでなく? 豪語される方々ばかりでしたから・・(⌒~⌒;)

木橋は、濡れているだけじゃなく、ぬるぬる でした・・
また機会があれば、沢のご指導お願いします!

ルネオバ #- | URL | 2011/06/19 01:57 * edit *

Re: 源流の森を歩く ~大峰 赤井谷~ 2011年6月12日

>赤井谷、以前Tさんからお話し窺ったことがありましたよね。

全く記憶にありません。
(最近こういうことが多くなってしまって、困っています。)

> また機会があれば、沢のご指導お願いします!

この言葉がやっともらえました。

声をかけさせてもらいますから足元だけでいいですから買いそろえて置いて下さい。

・渓流足袋、または渓流シューズ、
 靴下(渓流足袋の場合は足袋ソックス)

僕の今の体調では夏の暑さに耐えきれないのではないかと思っています。高度差のあるところ、距離のあるところは無理です。
やさしい沢をゆっくりと歩くというのであれば体を冷やしながらですから行けるだろうと考えています。

下多古(琵琶滝まで)、前鬼川(水垢離場まで)、地図で見てもらうと短いです。

まずは水の中に足をつけて歩く感触と、濡れた岩の上を歩いた時のグリップ感をつかんでもらいます。




・ヘルメット、簡易ハーネス、シュリンゲは余分がありますので使って下さい。

T #- | URL | 2011/06/19 06:39 * edit *

Re: Re: 源流の森を歩く ~大峰 赤井谷~ 2011年6月12日

> Tさん

> この言葉がやっともらえました。

あ、いえ、そんな・・すぐに・・ってことではないのですが・・σ(^◇^;)
やっぱりね、ちょっと覚悟がいりますからね・・体力ないし、歳やし・・
何より、家族の理解・・っちゅうモンがますます必要になりますし・・
またそんなことに足突っ込んでーー!!とか、叱り飛ばされたりして・・
ま、ここは事前の根回し・・がかなり必要かと思っています (⌒~⌒;)

ルネオバ #- | URL | 2011/06/20 12:47 * edit *

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