ルネオバの なんだかねぇ・・

山歩きの簡単レポなど・・・

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今度こそ 野伏ケ岳  2012年4月8日 

2012/04/14
Sat. 15:30

二週間前、登山口であえなく引き返した野伏ケ岳に登ってきました。

P1060207.jpg

・・とは言うものの、既に一週間も経つと、ね~
ま、ちょこっとこれ見よがしの画像なんかを・・イテッ!\(-_-)



この山の名前を初めて耳にしてから数年が経つ。

2006年秋、白山南縦走路の途中のピーク、銚子ヶ峰(1810,4)に登った時、おたけり坂付近から振り返ると、同じくらいの高さの堂々とした山の連なりが望めた。
地図で確かめると銚子ヶ峰から南に派生する尾根の山々だった。
願教寺山から薙刀山、野伏ケ岳。

藪がひどく、登山道は無く、積雪期にしか登れないらしい。
山頂からの白山を初めとした山々の眺めも素晴らしく、冬場BCの方や登山者で賑わうらしい。

登ってみたいと思いつつ、機会を逃していた。ちょっとキツそう・・。
けれど、意を決して出かけたのが二週間前。
が、季節外れの大雪に登山口でスタック。
登山靴を履くこともなくすごすご引き返したのだった。





■行き先■  野伏ケ岳(のぶせがたけ 白山山系 標高:1674.3メートル)
■山行日■  2012年4月8日(日) 快晴 夫婦で
■コース■  石徹白(いとしろ) 白山中居(ちゅうきょ)神社よりピストン

石徹白川橋手前P6:25―和田山牧場跡末端7:35~7:50―山頂10:00~10:45―P13:45



深夜、東海北陸自動車道白鳥ICを下り、登山口の白山中居神社に着いたのが2時過ぎ。
二週間前スタックしたのが嘘のように、道には一片の雪もない。

駐車場には、意外にも登山者のらしき車が一台のみだった。
300メートルほど先の橋の手前には5台。空に駐車、仮眠。


・・・

翌朝、快晴。

DSC09432.jpg
▲野伏のピークが白銀に輝く。

6:25 出発。


橋のすぐ先から雪道。
ぐねぐねと曲がりくねった展望のない林道を、
時々踏み跡に従ってショートカットもしながらうんざりするほど歩く。

林道から大きく離れ尾根を登り始めると、右手樹間よりちらほら白い山が・・

DSC09435.jpg


木々が途切れ、ぱっと視界が開けると向こうに白い山!

あ~・・
何度も他の人のレポで見た景色が広がっていた。

7:35 和田山牧場跡末端

うわ~・・
周囲からも思わず溜息が漏れる。

DSC09440.jpg
正面に野伏ケ岳。そして、右に薙刀山から白山南縦走路へと続く山並み。
中央の木の生えている尾根が今日登るダイレクト尾根だ。


DSC09445.jpg
前後して登ってきた薙刀山まで行くというBCの若者たちと離れ、
野伏ケ岳に向かって広い雪原を突っ切っていく。

トレースは踏み固められていてスノーシュー無しの方が歩き易い。
が、踏み跡のない雪原に少しばかりココロがそそられ、スノーシューを着けてしまった。

いったん着けたのを外すのも面倒で、この後ずっと山頂までこのままだったけれど、
先行者のトレースは皆ツボ足だった。


雪原の果てには白山三ノ峰辺りに続く白い山並み。
DSC09448.jpg
無雪期には湿原といくつかの池のようだけれど、一面雪に覆われた広大な平原だ。

次第にダイレクト尾根が目前に迫ってくる。
見上げると首が痛くなるくらいの斜度でそそり立っている。

大きく左手に回り込み、湿原に下りその先の急斜面を登りきると、ダイレクト尾根に乗る。

ここからはただひたすら登るのみ。

DSC09451.jpg
ただただ登る!

P1060157.jpg
脇目も振らずただひたすらに登る!!
スノーシューが邪魔!・・でも、はずすのは面倒・・

牧場跡が遥か下になっていく。
後ろの山は大日ヶ岳。

DSC09453.jpg
とにかく登る!

しかし、大展望!!

DSC09455.jpg
右側には・・白山三ノ峰、奥に真っ白の別山、そして銚子ヶ峰にかけて真っ白な峰の連なり。

DSC09459.jpg
左側は野伏から南への稜線。
その向こうに美濃の山々。

DSC09457.jpg
麓の雪に閉ざされた林も美しい。

DSC09481.jpg
牧場跡もどんどん小さくなり、傾斜が一層急になり

DSC09461.jpg
直登を避け10メートルほど右にトラバースすると・・
北東尾根との分岐に登りついた。

山の西側から風が吹き上げている。
それにしても、素晴らしい眺めだ。

DSC09462.jpg
白山。


DSC09463.jpg
その右に、白山南縦走路(美濃禅定道)から大日ヶ岳に連なる山々。

DSC09464.jpg
右のちょっと低く見えるところが大日ヶ岳だ。
その左手に、うっすらと空に浮かぶ白い山。乗鞍岳だった。

山頂へは後300メートルほどの登り。


DSC09465.jpg
10:00 山頂

着きました、やっと! \(⌒O⌒)/

あれ?休憩を入れても3時間半しかかかってないやん・・
意外にあっさりと??


遮るもののない眺め!
が、寒い!
西側から吹き上げる風で体が冷えていく。

DSC09466.jpg
▲北の眺め 薙刀山、願教寺山の向こうに白山

で、東に目をやると
DSC09467.jpg
丸山、芦倉山の向こうに、槍穂が!
乗鞍(右)もすっきりと姿を現した。
更に右には御嶽山、重なるように中央アルプス。


東の山は・・?
P1060160.jpg
ちょっと分かりにくいので、とりあえず傍にいた方に訊いてみる。(左端:ルネオバ)


P1060164.jpg
▲東の眺め 左端の尖がったの:能郷白山  右の白い山:荒島岳
ずっと南には、伊吹山も意外に近く見えていた。

DSC09469.jpg
▲北西にひときわ堂々と、経ヶ岳
一昨年秋、白山平瀬道をピストンした翌日登った山だ。


DSC09470.jpg
その右に、赤兎山(中央左)と大長山(右)
ここも秋、紅葉と白山の眺めが素晴らしかったっけ・・。

こうやってぐるっと周囲を見渡してみると、この数年結構いろんな山に登ったよな~

若い頃は、もっぱら関心は日本アルプスや八ヶ岳などの目立つ山だった。
9年前山歩きを再開して、巡り会った山友だち。
それらの方々を通して、奥美濃のこんな山、
山ヤやバックカントリーの人しか訪れない山にまで
足をしるすようになったのだ。

山頂で、360度の白銀の山々に囲まれながら、しみじみと深い感慨にとらわれていた。


着いた時には2グループと男女のペアだけだった山頂には、
続々と登山者が到着していた。
事前のレポなどでBCの方の方が多いと思っていたけれど、今日はほとんどが登山者だ。


で、この時、もう少し注意深く登山者を観察していたら・・
その中に、とびっきり愉快でお茶目な美濃の詩人 『まっちゃんの多花良物』 のまっちゃんを見つけていたのに・・
昨年、鈴鹿のお金明神で初めてご一緒させていただいたけれど、想像通りの、いや、それ以上のチャーミングなお方だった。
そのまっちゃんと感激のハグをしていたはずなのに・・


ダウンを着込み、風が吹き上げる西に背を向け、サンドイッチとコーヒーで昼食。
食べ終わってからも去り難く、しばしウロウロ。

携帯のアンテナが三本立っていたので、
山友に、お決まりの(?)羨ましがらせメールをしたり・・( ̄~ ̄;)

山頂で50分近くウロウロしたけれど、もう、他にすることもないので(汗)
下山することに。オマケに、寒いし。

その頃になって、急に風が治まってきたけれど。


10:45 下山開始

この陽気で雪も緩んできており、下りはスノーシューで快調。
あっという間に北西尾根との分岐、そしてダイレクト尾根を下る。

DSC09476.jpg
尚も続々と登山者が登ってくる。

尾根の中ほどでまたしても昼食休憩。
山頂で食べそびれた巻き寿司などを頬張る。
風もなくぽかぽか春の日差しが降り注ぐ雪の斜面。
瞼を閉じると、そのまま寝入ってしまいそうな・・。


P1060179.jpg
遥か向こうに、登山口の橋の辺りも望めた。

DSC09482.jpg
ぶらぶらと、ノートレースの斜面に足を踏み入れながら、
雪面に柔らかな影を落とす木々などを撮りながら・・

未練たらしく山頂を振り返りつつ・・
下の湿原まで下りてくる。


P1060187.jpg
雪の下から流れが姿を見せ始めている。


P1060189.jpg
湿地の真ん中にも、落とし穴のように大きな穴がいくつも開いて、黒々とした土が見えている。
覗くと、その土の中から緑の草が芽生え始めているのだった。


P1060190.jpg
ぐずぐずと写真を撮りながら・・


DSC09489.jpg
ノートレースの雪原のど真ん中を歩く。


DSC09487.jpg
空はいつまでも、どこまでも青く・・


P1060207.jpg
山はいつまでもどこまでも白い。


P1060195.jpg

雪の時期、たくさんの登山者やスキーヤーで賑わったこの山。
春の日差しと雨で次第に雪も緩み、
その下から木々の枝がバタバタと跳ね上がるように姿を現すのだろう。

そして、雪解けと共に灌木や下草が生い茂り、この山本来の静けさを取り戻すのだろう。
人が立ち入ることを頑なに拒むかのように藪で守られた世界。
風の音、木々のざわめき、動物の足音や鳴き声、小鳥のさえずり、谷のせせらぎ・・。

もうすぐ訪れるそんな山。
活気に溢れ生命力に満ちた緑滴るそんな山に思いをはせながら、雪の林道を下ったのだった。


13:45  登山口着



 




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コメント

Re: 今度こそ 野伏ケ岳  2012年4月8日

いや~、楽しく拝読させて頂きました。
私が初めて登った雪山が野伏でしたので、感慨深いです。

あの時はボードも入れてゆうに10kg以上を背負ってのハイクUP、スノーシューのヒールリフターも無く6時間近くかかったのですが、
ルネさんなんと3時間で登ってしまうとは恐れ入りました!

時を同じくしてそちらから乗鞍が見えていたなんて^_^
また野伏に登って見たくなりました。

念願かなってよかったですね~お疲れ様でした!

かつお #xm20Dlsk | URL | 2012/04/14 22:23 * edit *

Re: 今度こそ 野伏ケ岳  2012年4月8日

リベンジおめでとう(^-^)/

私が登ったときも大展望でした
が、、ルネさんのようなきれいな写真が撮れなかった。

レポ見せていただいて、再び感動!

薙刀山に登りたくなってきました。

ジオン #.Gac0atE | URL | 2012/04/14 23:07 * edit *

Re: Re: 今度こそ 野伏ケ岳  2012年4月8日

> かつおさん

昨年、かつおさんのレポを指をくわえながら?読ませていただいてから
あっという間の1年でした(^^ゞ
二度目の野伏に向けての、かつおさんの自主トレのこともよく覚えています!

> あの時はボードも入れてゆうに10kg以上を背負ってのハイクUP、

すごいです!
ワタシ、10キロ担いで、雪のダイレクト尾根は、登れません (>_<;)
この日、これ以上ないというくらいの好条件。
オマケに、ザックの中には必要最小限のものばかり。軽いこと! (^^ゞ

> また野伏に登って見たくなりました。

私も雪の乗鞍、登ってみたくなりました!ъ(^ー^)

ルネオバ #- | URL | 2012/04/14 23:49 * edit *

Re: Re: 今度こそ 野伏ケ岳  2012年4月8日

> ジオンさん

> 私が登ったときも大展望でした

でしたね♪
もちろん事前にジオンさんのレポも再読させていただきました。
ってか、ジオンさんや風花さん、和たんさんたちのレポで、野伏への想いがますます募ったんですから・・
あ、願教寺山のレポも、再読。
薙刀山も行きたいし、
あ~・・体がいくつあっても足りません・・それに、先立つモノも・・(T-T)
もちっと近ければ・・・

ルネオバ #- | URL | 2012/04/14 23:56 * edit *

Re: 今度こそ 野伏ケ岳  2012年4月8日

和田山牧場跡まで1時間とちょっと。
でもそれからが早い。
写真で見ても、4月の雪とは思えないほどの恵まれた雪。
人生で何度もない好条件だったのですね。

ワタクシ、野伏にはスキーでもスノーシューでも登りましたが、
いつもスリップに悩まされ疲労困憊のイメージしかない山です。

風花老師 #ZoFvGTEA | URL | 2012/04/15 09:46 * edit *

Re: 今度こそ 野伏ケ岳  2012年4月8日

惚れ惚れする山頂からの大絶景!
ルネさん節の紹介で一緒に登った気持ちになりました。
良い山行きでしたね!

たかっさん #- | URL | 2012/04/15 12:37 * edit *

Re: 今度こそ 野伏ケ岳  2012年4月8日

UP待ってました。
本当に同じ日に登っていたのですね
びっくりです、

それにしても綺麗な写真の数々にもう一度溜息
感動よ再びです、

今シーズンはもう終わりでしょうが
もう一度、心の余裕を持って登りたい山です。

今度は絶対、ハグしましょう。

まっちゃん #- | URL | 2012/04/16 12:53 * edit *

Re: Re: 今度こそ 野伏ケ岳  2012年4月8日

> 風花老師様

ついに到達しました!!
老師のレポで初めてこの山の名前を耳にしてから苦節20年!・・んな、大袈裟な~ (^^ゞ
いや、けどね~、この体力では登りに絶対5時間はみとかないと・・と
今まで躊躇していたんです

> 人生で何度もない好条件だったのですね。

ホントに!最高の条件に恵まれての到達でしたъ(^ー^)
やっぱ、次は、薙刀山、ですよね~♪ 
・・え?調子にノるな!!と?(; ̄_ ̄)=3

ルネオバ #- | URL | 2012/04/16 16:21 * edit *

Re: Re: 今度こそ 野伏ケ岳  2012年4月8日

> たかっさん

> ルネさん節の紹介で一緒に登った気持ちになりました。

あかんあかん、そんな、登った気持ち~ で満足してたら!!
是非行きましょう、来シーズン!いや、今年、まだ間に合うかも。
なんせ、ほら、伊吹で鍛えた(?)たかっさんですもの、軽いかと・・・ (⌒~⌒;)

ルネオバ #- | URL | 2012/04/16 16:26 * edit *

Re: Re: 今度こそ 野伏ケ岳  2012年4月8日

> まっちゃん

ホントに、ホントに、残念でした (>_<;)
まっちゃんのレポを慎重に?検討しましたところ、山頂直下付近ですれ違っていたかと・・
スノーシューでドカドカ下ってくるオバチャンに記憶はございませんでしょうか?
途中ドッデーーン!と、ずっこけたりもしておりましたが・・ ( ̄~ ̄;)

あ~あ・・返す返すも残念です (>Д<)
熱い抱擁・・じゃなくってぇ(汗)ハグは次回に持ち越しとしましょう!
・・ってか、また山、お誘いくださいね~ (^O^)v

ルネオバ #- | URL | 2012/04/16 16:37 * edit *

Re: 今度こそ 野伏ケ岳  2012年4月8日

行きましたね。
今年のルネさんは凄いですね。
連休、ルネさんはどこの山の上にいるのでしょうね。
この勢いだと夏の赤木沢も決まりのようですね。

別山、三の峰の避難小屋を使うと上がれます。
薙刀山はイトシロの大杉の登山口の少し北(上流)にある橋を渡ると割合と簡単に上がることができます。雪に埋まった長い尾根があります。連休だと登山口まで車が入れるようになっているかもしれませんね。

僕はもう山に行く意欲が出て来なくなりました。

T #- | URL | 2012/04/16 19:30 * edit *

Re: Re: 今度こそ 野伏ケ岳  2012年4月8日

> Tさん

> 薙刀山はイトシロの大杉の登山口の少し北(上流)にある橋を渡ると割合と簡単に上がることができます。

あ、そんなルートもあるんですね!
今回、野伏ケ岳山頂から尾根通しで足を延ばせないかとも思ったのですが、トレースもなく、
何より、そんな体力があるわけもなく・・(^^ゞ

私も年々、気力、体力ともに衰えてきているのを痛感しています。
また山、ご一緒させてください♪

ルネオバ #- | URL | 2012/04/16 23:50 * edit *

Re: 今度こそ 野伏ケ岳  2012年4月8日

大変ご無沙汰です。
同じ日に上ってました。
遅めから上り山頂へ11時半だったのでダイレクト尾根辺りで
すれ違っていたようです。
というか、、
掲載された写真の中に山の神が写ってたので(たぶん)
びっくりしました。(10時45分の下の写真)
一度もお会いしたことがなかったのでわかっていれば
お声をかけたかったです。
ひょっとして挨拶してたかも・・・(笑)

母は昨年10月亡くなりました。
朝夕仏壇に手を合わせ親不孝をわびています。

みや #IUwi89bI | URL | 2012/04/26 21:07 * edit *

Re: Re: 今度こそ 野伏ケ岳  2012年4月8日

> みやさん

うわーー!!そんなことってあるんですね!!ヽ(^Д^*)/

> 掲載された写真の中に山の神が写ってたので(たぶん)
> びっくりしました。(10時45分の下の写真)

はいはい、しっかり覚えています。
奥様、単独なのかな?と思ったのと、オマケに、綺麗な方だったので・・ъ(^ー^)
で、画像をチェックしたところ、みやさんご本人の後ろ姿もバッチリ激写しておりました!
もう、ホントに驚き・・!
オマケに、それをたまたま、見つけてくださったなんてのも・・
次回は、しっかりハグで・・え??お互い顔、知りませんでしたねぇ・・ ( ̄~ ̄;)

ルネオバ #- | URL | 2012/04/27 09:10 * edit *

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