ルネオバの なんだかねぇ・・

山歩きの簡単レポなど・・・

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DSC00437c2.jpg

山行から二週間近くも経ってしまいました。
かなり賞味期限切れという気もしないではないのですが、
5月19日の蝶ヶ岳山行レポ、UPします。
よろしければご覧ください。


蝶ヶ岳。穂高連峰の絶好の展望台だ。
梓川を隔てて穂高連峰、そして、槍ヶ岳へと続く岩の壁が屏風のように立ちはだかる。


前回そこを訪れたのは、2006年の晩夏だった
槍穂はあいにく雲がかかり、全貌を現してはくれなかったけれど、
夏の終わりの人気のない縦走路。
そこで出会った方たちとの、心にしみるひと時。
自分の山への想いを今一度振り返り、
そして、これからをしみじみと考えさせられる感慨深い山旅だった。


以来、もう一度あそこから槍穂を眺めたい。
そして、出来れば残雪にまばゆく輝く時期に・・
そう思いながら機会を狙っていた。



■山行日■  2012年5月19日(土) 快晴  夫婦で
■行き先■  (北ア)蝶ヶ岳2677m・蝶槍2655m
■コース■  三股登山口からピストン



 4:35三股登山口P
 4:50林道終点・常念岳分岐
 6:15~ 6:30まめうち平
 8:50~ 9:05大滝山分岐
 9:20~ 9:50ヒュッテ・瞑想の丘周辺
10:25~10:35蝶槍
11:15~12:10ヒュッテ・山頂周辺
14:05まめうち平
15:15登山口P





登山口の三股の標高が1280メートル程。
2677メートルの蝶ヶ岳山頂まで、高度差約1400メートル。
距離は片道6,4キロぐらいらしい。
蝶槍まで足を延ばすと、往復で16キロ近くにもなる。
コースタイムで(無雪期の)上り5:40 下り3:40

日帰りではちょっと厳しいかな・・とは思うけれど、結構歩かれているレポも目にする。
ま、日の長いこの時期、早立ちすれば何とかなるだろう。
幸い、前夜自宅を夕方に出発できたので、梓川SAに11時頃に着く。
数時間の仮眠ののち、明け方4時前に登山口に到着。

70台駐車可という駐車場には意外にも一台停まっているだけだったが、
支度をしている間に1台、2台と登ってきた。

4:35 駐車場出発

DSC00282.jpg
写真ではそれと分からないけれど、梢の先に白い稜線が覗く。

しばらく歩いてふと見上げると、
その稜線がピンクに染まっていた。
DSC00284.jpg

4:50 林道終点。(トイレ・登山届BOX)
DSC00286.jpg

すぐ先で常念岳への登山道分岐する。
今年は残雪が多くここから常念へは(熟練者以外?)登山禁止らしい。
が、時折レポも見かけるので登っている方もいるようだ。


本沢に沿って7,8分歩き沢に架かる橋を渡る。
この辺りから、ニリンソウを初めとして素晴らしい花畑の始まり。
DSC00292.jpg
朝日に飛沫が輝く。

白、ほんのりピンク・・
これでもか・・というほどニリンソウの花畑が続く。
が、まだ日陰で可憐な花びらも閉じたまま。
やっと光が届き始めても、目を覚ますまでしばらく時間がかかるのだろう・・



DSC00300.jpg

心は急くのだけれど、この目覚め始めた花畑の可憐なな美しさに、
ついつい立ち止りシャッターばかり切っていた。

帰りにゆっくり可愛い花たちを楽しもう・・と、先を急ぐ。
(結局それはできなかったのだけれど・・。)


DSC00293.jpg
力水で先行の単独女性を追い越す。
が、この後一日彼女を見かけなかった。
途中で引き返されたのかも・・と最後まで気になったけれど・・

力水から先、ピタッと花は無くなり、少し勾配もきつくなる。

DSC00302.jpg
眩いばかりの常念と前常念が見上げる高さにそそり立つ。

まめうち平までは登山道にも斜面にも、雪のかけらも無かった。
時折姿を現す眩い常念や、正面にちらちら垣間見える蝶槍付近の稜線を仰ぎながら、
地道にしこしこ登り、コースタイムの七割くらいの時間で、
あれ?っと思うくらい早くまめうち平到着。
(ま、ここからが大変だったのですが・・)

6:15~6:30 まめうち平

DSC00315.jpg

展望は全くない。
パン、チョコなどでエネルギー補給。

DSC00316.jpg

まめうち平から先、すぐに雪の上を歩くことになる。
DSC00319.jpg


緩やかな雪の斜面、ところどころ踏み跡がばらけていてテープで確認しながらだらだらと行くにつれ次第に勾配がきつくなっていく。

ここから稜線直下の直登まで、山肌をトラバース気味にぐいぐい登って行くのだけれど、
かなりの勾配、おまけに、雪で倒れた灌木の枝を乗り越えたりかいくぐったり・・。
雪がもう少し締まっていれば・・。

DSC00320.jpg

蝶沢の左俣?をトラバース。
DSC00322.jpg
トラバースの先には、雪の下から頭をもたげた灌木の枝との戦いが待っている。
この辺りでやっと、トレースの頼りなさから先行者が一人しかいないことに気付く。

P1060368.jpg
小さなデブリも。
下を見ると、結構コワイ。

DSC00325.jpg
右には常念岳と前常念。

蝶沢を過ぎてから、急斜面にようやく場所を見つけてアイゼンを着けた。

DSC00328.jpg
勾配はますますキツくなる。
途中から先行の単独男性の姿をとらえた。
こちらからでも、かなり苦戦している様子が見て取れた。

P1060370.jpg
雪もズボズボ。
木にしがみつきながら、とにかく這い上がる。
下からは木々の合間に、後発の男性の姿が迫ってくる。

DSC00332.jpg

小さな沢のトラバースも何箇所かこなし、ちょっとうんざりしてきた頃、
最後の雪の斜面の下部に出た。

DSC00334.jpg
雲一つない紺碧の空。
見上げる雪の斜面。
昨日積もったのか、ふかふかの新雪の上に足跡をしるす。

あ~けど、この斜面、どこまで続くのだろう・・。

「ラッセル代わりまーーす!!」
単独さんに何度か声をかけたけれど、
「い、いけ、るところまで、行きま、す・・」と止まってくれない。
こちらも、ササッと追い越すほど体力は残っていないし・・

前の単独さんとも距離が縮まらないかわりに、後ろの単独さんにも追いつかれることもなく、
十歩歩いては立ち止り、五歩登っては、喘ぎながら・・を繰り返す。

20分ぐらいだろうか、(も少し長く感じたけれど)斜面を登りきると・・

DSC00336.jpg
雪の壁はなくなり、なだらかな雪の斜面が広がっていた。
すぐ上に稜線がカーブを描いている。

大滝山との分岐。
遅くまで雪が残っている所。
下から見るとその残雪が蝶が羽を広げたように見え、蝶ヶ岳の山名の由来になったところだ。
夏には一面のお花畑が広がる。

DSC00343.jpg
ヒュッテはあのハイマツの向こう。後15分もかからない。
が、一気に登りきるエネルギーが残っていなかった。
ザックをおろし、休憩。

8:50~9:05 大滝山分岐

DSC00339.jpg
安曇野が眼下に広がる。
その彼方には、美ヶ原・霧ヶ峰の向こう、八ヶ岳も霞んでいる。


DSC00342.jpg
もちろん、目の前には常念岳と前常念がどっかーんと。
何と力強く堂々とした山容だろう・・。
その左の方からは、大天井岳から燕岳への白い峰の連なりがチラッと覗く。

その右遠くには、北信の山々?
(有明山もチラッと覗いているのが分かりますか?)


DSC00350.jpg
さあ、この目の前の稜線の向こうにはどんな景色が広がっているんだろう・・。
穂高は姿を見せてくれるのだろうか・・。
まさか?槍穂の稜線だけがガスで覆われている?・・なんてことも・・??

逸る気持ちとは裏腹に、重い足を一歩ずつ動かしもう一息。
ハイマツの海の中を一登りすると・・蝶ヶ岳ヒュッテの建物が見え、
更に2,3歩進むと・・



DSC00353.jpg

真っ白な稜線が目に飛び込んできた。


その2に続く  作成中 (^^ゞ




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コメント

Re: 蝶ヶ岳・蝶槍 ~残雪の槍穂を間近に~ 2012年5月19日

いやぁ、こうして読み返しても力作ですよね
2006年ですか、、、しみじみ
このレポ何度読み返したことか
ルネさんちの魅力が満載ですもの
私が何度も読み返した箇所がああって、久しぶりに
読んでも、ちょっと胸に響きました

>昔のアルバムの1ページに、書き留めてあった一文。
>どこから書き写したのか記憶にないのですが・・・。

この一文です
これでますますルネさんファンになったなぁ
と、遠い目をする
ってか、06年レポの感想だけですね、てへっ♪

スロトレ #T1BNin.E | URL | 2012/06/06 00:23 * edit *

Re: Re: 蝶ヶ岳・蝶槍 ~残雪の槍穂を間近に~ 2012年5月19日

> スロトレさん

いやあ、2006年レポ、私も今回読み返してみて、思いました。
力作やわ~!!
いったい、これにどれだけのエネルギーを使ったんやろか?
時給に換算したら、なんぼになるんやろか?
こんな、何の得にもならないことに心血を注いで・・・ (×_×;)
同じ過ちは繰り返しません、ルネオバです!
土日のレポ、よろしくお願いしますね、てへっ!!(* ̄∀ ̄)ノ"


ルネオバ #- | URL | 2012/06/06 22:04 * edit *

Re: 蝶ヶ岳・蝶槍 ~残雪の槍穂を間近に~ 2012年5月19日

あぁ~もう待てましぇん!
真似はできませんけど何て素晴らしいとこ歩いてんのですか。
軟弱なたかっさん家は画像の景色で辛抱しときます。
しかし蝶ヶ岳からの穂高連峰は絶景ですね!み・た・い!

たかっさん #- | URL | 2012/06/08 21:25 * edit *

何処!?

2006年の力作レポを拝読したいと思って探しましたがドコに綴られてるのか分かりませんでした
申し訳ありません、どこを見たらいいのか教えてくださいまし

梨丸 #- | URL | 2012/06/09 00:00 * edit *

Re: Re: 蝶ヶ岳・蝶槍 ~残雪の槍穂を間近に~ 2012年5月19日

> たかっさん

> 軟弱なたかっさん家は画像の景色で辛抱しときます。

あのね、画像なんてホンマもんの何分の一も表現できてないんです!
やっぱ、ね、あそこに立ってみないと・・ね・・
たかっさんはまだまだ若いんですもの、これから、です!
あそこに立って、ホンマもんの感動を味わって下さい、いつか、ね!!ъ(^ー^)

ルネオバ #- | URL | 2012/06/09 00:57 * edit *

Re: 何処!?

> 梨丸さん

あの~・・
2006年レポ、力作ですねんけど、退屈ですねん・・
だらだらと無駄に長いし・・・
よっぽどおかしな人?か、よほどヒマを持て余している人?でないと、最後まで読んでないと思います ( ̄~ ̄;)

けどね、言った限りは最後まで熟読してくださいね!!!O(`ω´♯)

http://luneoba.turukusa.com/2006-8-28/2006-8-28-n.htm

ルネオバ #- | URL | 2012/06/09 01:04 * edit *

力作拝読

決して暇人ではないと自負しておりますが、2006年燕~蝶縦走レポを拝読させていただきました
まさに力作の名に相応しく、現地の情景やその時のご本人の感情等がリアルに伝わってくる読み応え満点のレポでございました
読みながら、私もこんな傑作レポを作ってみたい(モチ現地にも行きたい!)もんだと思い(※一瞬だけ)ましたが、如何せん文才欠如の脳ミソゆえ、レポの方は潔く諦めました

梨丸 #m.2.LkcQ | URL | 2012/06/13 09:15 * edit *

Re: 力作拝読

> 梨丸さん

おお!読んでいただきましたか!!
おありがとうございます!!! m(_ _)m

私の知っている限りでは、あれを完読してくださったのは過去4人かと・・
梨丸さんは名誉ある5人目? ( ̄~ ̄;)

生き生きとしたユーモアあふれるレポで超人気の梨丸さんに、
よいしょ!していただけるなんて、木があったらどこまでも登りますよ~

けどね~このレポから既に6年!
もはや、どこを探しても、あれだけのエネルギーと熱情?は残っておりません・・ (;´_`)
は~・・後は想い出にすがって生きるのみ、なのね~

足、お大事に~・・

ルネオバ #- | URL | 2012/06/13 23:07 * edit *

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